先日の記事(「夜のおむつなし育児」)のIG版に複数の方からコメントをいただき、夜間であってもおむつなし育児をしているよ!という方が意外にも多く、驚きました。
私が普段おむつなし育児のお話をするときには、昼間のことについてが主だったため、夜間に関するコメントを頂けたことでとても勉強になりました。
ありがとうございました!
今日はコメントをくださった方のお一人、@pukupukuten さんの文章をご紹介しながら、赤ちゃんの排泄について考えていきましょう。
我が家は夜間はふんどしにウールソーカーでグズグズ言い出したらおまるに座らせておっぱいあげると少し吸うと口の動きがとまり、シャーっと出ます。
ちっちが出終わると自ら「はいっ」といいおまるからおりようとします。
この間ずっと目を瞑ってるのでおそらく寝てます笑 その後はウールソーカーを履かせ、添い乳して寝ていくパターンが多いです
グズグズ言い出したなと思ってウールソーカーの間から指で確認するとすでにちっちが出ている時もあるのですが、そういう時はなぜだかその後もグズグズ言い出した時にはちっちが出ているんです
逆にグズグズ言い出して、おまるでキャッチが成功するとその後もグズグズ言い出した時にはふんどしが濡れていないのでおまるでキャッチできるんですよねー
なので眠りについてから1回目のちっちをふんどしでするか、おまるでキャッチできるかでその後の対応が変わります。
この差はなんなのか謎ですが、おまるでキャッチできた方が夜間のちっちの回数は少ないです。
量の問題なのかな?
まずコレ!
「ちっちが出終わると自ら「はいっ」といいおまるからおりようとします。」
めっちゃ可愛い☺️
うちの子は終わっても何も言わず、静かです。笑
さて、ウールソーカーとありますが、これは、かなり使えます。
簡単に言うと、毛糸のパンツ。あるいはウール(羊毛)のおむつカバー。
私が第一子を出産したときにはあまり種類がなかったように思いますが、今は色んな種類が売られています。
毛糸はチクチクしそう・・赤ちゃんのお肌に大丈夫かな?と思われる方がいらしたら、ぜひ実物に触れて手触りを確認していただきたいほど、なめらかで肌触りが良いものが多いです。
編み物が得意な方でしたら、好きな毛糸を買ってきて手編みされるのも楽しいでしょうね〜
ウールは何が良いかというと、まず、通気性に優れているのに防水性があることでしょうか。
通常のおむつカバーだと、防水性はもちろん強いけれど、通気性がありません。
これは紙おむつでも同じです。
おしっこを外に漏らさない役割は果たしてくれるものの、おむつの中はムレムレ。
その点ウールは防水しつつ、蒸れにくいという素晴らしい素材なのです。
ウールというと冬用のイメージがありますが、実は夏用のスーツや夏着物にも使われているほど、ウールは吸湿性や放出性、通気性に優れているのです。
ちょっと脱線しましたが、頂いたコメントに戻ります。
夜間はふんどしにウールソーカー、良いですね〜〜!
布おむつ育児をされている方でも、夜間は紙おむつにしています、という方は多いです。
もちろん紙だってOKです。
夜中、赤ちゃんのお世話とはいえいちいち起き上がるのはしんどいですものね・・・・
しかし、ある程度排泄のリズムが整ってきたり、夜間寝ながらでも排泄のタイミングを教えてくれる場合、夜も布を使うメリットは大いにあるでしょう。
先ほど書いた通り、ウールソーカーであれば万一お漏らししてしまったとしても、外へのモレはほぼありません。
(紙おむつであっても100%漏れないことはないため、あくまでもほぼ、です。)
また、前述したように他のおむつカバーや紙おむつに比べて通気性がダントツに良いため、お漏らししようがしまいがおしりに優しく、ぐっすり眠れているのではないかしらと感じています。
たとえお漏らししてなくても、密閉された状態に近いおむつの中は、かなり蒸れていますからね。
「グズグズ言い出したなと思ってウールソーカーの間から指で確認するとすでにちっちが出ている時もあるのですが、そういう時はなぜだかその後もグズグズ言い出した時にはちっちが出ているんです」
これはある意味典型的なパターンです。
色んな方から同じようなことを聞きましたし、私も同じことを経験しています。
なぜでしょう?
昼間もそうですが、お漏らしがあるとなぜか続くんです。
逆におまるが成功すると、その後もおまるでキャッチしやすいというのも同様に、みなさん同じことを言われます。
不思議!
私が観察、考察したことで言えば、赤ちゃんがお漏らししてしまうと、スッキリ全部出し切ってないことが多いです。
そのため排泄したあとに残尿感を抱え、すぐまた膀胱がいっぱいになり、またちびってしまうように見受けられます。
しかし、上体を起こしておまるでおしっこできるとしっかり出し切ることができるため、次のおしっこまで間隔があくようです。
考えてみれば、これは赤ちゃんに限らず私たち大人も同じですよね。
きっと、寝た状態でおしっこを出すのと、便座に腰掛けて腹圧をかけて出すのとではスッキリ感が違うでしょう。
大きい方に至っては顕著に差が出そうです・・・・
「おまるでキャッチできた方が夜間のちっちの回数は少ない」
まさにこれが結論でしょう。
一晩で同じ量だけ出すのであれば、一回に出す量が多ければ回数は必然的に少なくなります。
例えば一晩 150ml だとすると、一回の量が 20ml だったら8回ほどおまるタイムが必要です。
しかし、一回 30ml だったら5回、 50ml だったら3回で済みますね。
夜間におむつなし育児をするメリット、デメリットは前回書きましたが、やはりメリットは大きいなーと感じます。
しかし、飽くまでもお母さんの体調を優先してくださいね。
「良いとは分かっているのに夜はとてもできない!」
であれば、全く問題ありません。
ご自身の生活に合ったものや、こころにしっくりくる方法をその都度選択していくことこそが、育児をストレスにしないコツですから。
カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。
定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。
つまり、✨自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのもの✨なのです。
ぜひご活用くださいね。
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