子育てママのための 親育ちカウンセリング

外出中のおむつなし育児

 

1歳すぎに排泄の自立を迎え、1歳3ヶ月でおむつを外した末っ子。

(排泄の自立 = 排泄したいことをあらかじめ大人に教えたり、自分でおまるにまたがって排泄すること)

今1歳半なので、おむつを外してから3ヶ月ほど経過したところです。

その後の状態ですが、今のところお漏らしに困るようなことはなく、あいかわらず排泄のタイミングを教えてくれて、順調におまるとトイレを併用してくれています。

1歳頃からおむつを濡らすことがそうそうなかったため、もうちょっと早めにおむつを取ってしまってもよかったなーという気はしています。

ただ、こっちの人たちは概して日本以上に排泄物に敏感なので、外出時に粗相があったらちょっとしんどいな・・という懸念があり、少し余裕をもっておむつを外したのでした。

 

 

おむつなし育児をしていると、よく聞かれるのが外出時はどうしたら良いかということと、夜間の対処。

まずは外出時について見ていきましょう。

 

 

外出時は、みなさん緊張されます。

おむつなし育児をしていようがしていまいが、赤ちゃんを連れての外出は荷物が多いし、多かれ少なかれ緊張感はありますよね。

特に布おむつの場合、替えを持っていくにもがさばるし、時にはおむつカバーごと交換しなければいけないことや、おむつカバーの外に漏れてしまうことがなくはないため、外出時は紙おむつ、という方は多いです。

おむつカバーの外に漏れてしまうと、必然的に赤ちゃんの着替え(服)も用意する必要が出てきますね。

しかし、人によっては「紙でも漏れる時は漏れるし、気にしていません。むしろ紙にしたときの肌荒れが気になります。」とおっしゃる方もおられるので、これはお母さんの感じ方や赤ちゃんの排泄パターンに大きく左右される部分かもしれません。

 

 

私は紙おむつを使ったことがないため、使い心地に関しては比べることができないのですが、お世話する側の親御さんがおむつが気になって外出を楽しめなかったり、外出するのがストレスになってしまうくらいだったら、布おむつを使い続けることにこだわらず、紙おむつに頼っても良いのでは、と思います。

このとき、ただ単に赤ちゃんに紙おむつをつけて出かけるということではなくて、赤ちゃんにひとこと伝えたいものです。

「今日はお出かけするよ。いつも布おむつだけど、お出かけするから紙おむつをつけるね。いつもみたいにすぐにお手洗い(おまる)に連れて行けないかもしれないから。協力してくれて、ありがとう。濡れちゃったら、できるだけ早く交換してあげるからね。お出かけ一緒に楽しもうね!」

などと、声をかけてあげてください。

小さい赤ちゃんであっても、人は人。

コミュニケーションを取ることはとても大事です。

 

 

もともと紙おむつの場合も同様です。

普段はおむつなし育児をしていても、出先では頻繁にお手洗いに連れて行けないときは、あらかじめ赤ちゃんに伝えておくことをお勧めします。

 

 

赤ちゃんに対する語りかけをして下さいとお伝えしている理由は、赤ちゃんが言語を理解する、しないという物理的な目線からくるものと言うよりは、親子のコミュニケーションをおろそかにしない、という感覚を持ち続けて欲しいためです。

 

 

例え「外出時にもお手洗いに連れて行ってあげよう!」と思っていたのに、100%おむつ排泄になってしまったということがあったとしても、これもまたコミュニケーションの材料です。

あとで赤ちゃんに、「今日はお出かけだったから、すぐにお手洗いに連れて行けずにごめんね。でもおむつを使ってくれて助かったよ。」などと声をかけてあげてください。

 

 

そうは言っても私の経験上、お出かけの時にやたらお漏らしされて困ることは殆どありませんでした。

赤ちゃんは新しいものに目を奪われて尿意を忘れるのか、家にいる時よりも長く排泄の間隔があき、トイレに連れて行くとイヤイヤするどころか即、勢いよく出してくれたりと、かなり楽でした。

イヤイヤ期に外のトイレでイヤイヤされたら大変!頻繁におむつを交換するのはしんどい、と思っていたのに、実際に外出してみたら「家でのお漏らしだらけな日々は一体なんだったんだ・・」と思えてくるほど成功率が高い(あるいは失敗ゼロな)ことだって、よくあります。

しかもこれは我が家の場合だけではなく、多くのご家庭で共通していることです。

そのため、私はイヤイヤ期の対策のひとつとして「思い切って外出しましょう!」とお伝えしているくらいです。

 

 

ただし、注意点があります。

お手洗いによっては合成香料や洗剤、あるいはお手洗い特有のにおいがキツかったり、音姫やらの電子機器が自動だったりで、赤ちゃんがビックリしたり「イヤだな」「怖い」と感じてしまう場合もあるため、いやがるようなら無理させず、別のお手洗いに移動する、あるいはおむつの中で排泄してもらう場面も出てくるかもしれません。

特に、「怖い」という感情は強力なので、赤ちゃんがいやがるようなら決して無理強いしないことが基本です。

赤ちゃんが「お手洗い = 怖い」という印象を持ってしまうと、その後の排泄習慣に関わってくることがありますので、注意してください。

 

 

余談ですが、うちの長女は通常の「イヤイヤ期」ではなく「自分のおまるじゃなきゃイヤイヤ期」がありました。

この時期、外出するたびにおまるを持参し、出先のお手洗いのフタの上におまるを置いて、そこに排泄。

普通のトイレには頑として排泄を拒みます。

赤ちゃんをスリングに入れて、布おむつとおむつカバーの替えを用意し、その上おまるを持って・・・荷物ががさばってがさばってしんどかったのを思い出します。笑

が、今8歳の長女を見るにつけ、あんな時期もあったなぁ、かわいかったなぁ〜としみじみ思い出されます^^

当時は大変に感じていたことでも、時間が経てば笑い話になってしまうあたりが子育ての旨味でしょうか。

 

 

さて、ここまで書いておきながらナンですが、あらためてお伝えしたいことがあります。

私が書いているこの文章を含め、外からの情報は、あなたにとっては飽くまでも「他の誰か」の経験です。

実際に「うちの子」に当てはまるものばかりとは限りません。

これはおむつなし育児に関わらず、育児全般に言えることですが、絶対的なやり方や方法論はありません。

外からの情報を中心軸として据えるのではなくて、飽くまでも参考として、目の前の我が子をしっかりと見つめ、我が子を軸として実践していってくださいね。

私たち大人と同様に、子どもや赤ちゃんだって、一人一人違う個性を持った人間です。

「やり方はこういう風に教わったけど、こういう風に書いてあったけど、全然できない!(ノд・。)」

とならずに、

「そうか、うちの子の場合はこうした方がいいのかも!💡」

というように我が子中心で、外からの情報を臨機応変にアレンジしていくことこそが、楽しめる部分です。

 

 

おむつなし育児をされていて、あるいはおむつなし育児を始めたばかりで、外出時にどうして良いか不安な点がある場合、あまり考えすぎず、まずはリラックスして赤ちゃんとの外出を試してみて下さいね。

そして、赤ちゃんへの語りかけも忘れずに!

次回は夜間のおむつなし育児について書いていきます。

お楽しみに〜🌟

 

 

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カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。

定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。

つまり、自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのものなのです。

ぜひご活用くださいね。

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