子育てママのための 親育ちカウンセリング

夜のおむつなし育児 1

 

先日の記事の続きです。

→「おむつなし育児と外出

 

 

夜間のおむつなし育児って、気になりますよね。

どうしていいのか・・・・

この記事では、私の3人の子どもに対して行ってきた夜間の対応と、それによって分かったことを説明していきます。

少し長くなりますが、おつきあい下さい。

 

 

ちなみに私が長女を出産した2008年当時は、おむつなし育児という言葉はできたてホヤホヤ。認知度ゼロ。

方法論的なものは全くと言って良いほど存在せず、「おむつなし育児とは、赤ちゃんをおむつの外(おまるやそこら辺の空き容器)に排泄させる」以外の確たる情報はありませんでした。笑

おむつなし育児を実践している方すら非常に珍しく、もちろん夜間のおむつなし育児をどうしたら良いかなんてことは誰にも聞けないし、どこにも書いてありません。

そうなるとやはり我が子を見つめ、できそうなことからやっていくということしか無い訳です。

という流れで今日まで実践してきた我が家のおむつなし育児、夜編です。

 

 

【第一子】

生後1ヶ月からおむつなし育児を始めた長女の場合、昼間と同様に夜間も布おむつで寝かせていました。

添い乳ありで、寝ながらよく飲んでいたにもかかわらず、何故だか明け方になるまでおしめが濡れないことが多く、どうやら寝付いてからの排泄のタイミングは午前4〜5時頃なんだなということが分かってきました。

明け方になると、目は覚めていませんがモゾモゾし始めて、おっぱいを飲みたがるけれどうまく飲めず、咥えたり離したりしながらちょっと苦しそうな気配、と思うと出すのです。

このときの私は夜間もおむつなし育児をするという発想はなく、夜間は泣いたらおむつを替える、あるいは朝におむつ替えということをしていました。

しかし排泄の傾向が分かってからは、毎朝日の出頃に始まる長女のモゾモゾを合図におまるにあてがい、排泄してもらい、その後長女はまた寝るというパターンが完成。

長女は二度寝するのに私は覚醒してしまい、お陰でこの時期の私は超早起き生活。

三文得したとすれば、生後半年ほどで長女のおねしょ(?)がなくなったことでしょうか。

昼間のおむつ外しに先駆けて、夜のおむつが先に外れました。

生後1歳頃になると明け方のおしっこもなくなり、朝目が覚めるとお手洗いへ、という形に落ち着きました。

 

 

【第二子】

長男の場合は少し様子が違い、あまりリズムが読めません。

生後数日から昼間、夜間両方でおまるを使い始め、おむつは長女と同様に、昼間も夜も布おむつを使っていましたし、添い寝添い乳も同じです。

この子は夜間に複数回排泄するというパターンが、2歳すぎまで続きました。

夜間は添い乳するたびに排泄することが多かったため、枕元におまるを用意し、モゾモゾしたりウーンウーンと苦しそうな気配があったら私もモゾモゾ起きて、授乳しながらおまるに乗せる。

おまる時間は、1回につき1分未満です。

ハッキリ言って眠いしめんどくさいけれど、これを怠ると赤ちゃんが濡れたおむつでぐっすり眠れなかったり泣いたり、不快感を解消したいためか授乳回数が増えることがあるため、やはりおまるに排泄させる手間は必要だったと感じています。

私としては夜中におむつを替えるハメになるよりは、起きておまるに乗せた方が手っ取り早かったです。

 

 

これは第三子にも共通して言えることですが、月齢が低いうちは夜間であっても排便があったため、おまるにしてもらった方が後の処理がずっとずっとラクでした。

本人も、寝た状態で出すよりは、上体を起こしてもらっておまるに出した方がスッキリ全部出せるため、頻回にならずに済んでいたと思います。

私の場合に限って言えば、ミルクではなく授乳だったため、授乳中の母親の身体はホルモンの関係で細切れ睡眠でも大丈夫なようにできていると言われている通り、添い乳のついでにちょっと起きておまるにあてがってもそのあとすんなり寝付けるし、めんどくさいという気持ちはあったけれど、特に体調に影響するようなことはありませんでした。

 

 

長男のおむつを完全に外したのは1歳9ヶ月で、長女とは違い、昼間と夜間と同時におむつが外れました。

(何故だか2歳までおむつをつけていたと思っていたのですが、記録を確認したところ、1歳9ヶ月でした。他の記事に2歳と書いてしまった箇所があったかと思いますが、訂正します。)

長男の場合、生後2ヶ月で別居が始まった父親との面会交流が1歳頃にはじまったため、父親宅とうちとを1週間交代で行ったり来たりすることになり、父親宅へ行くたびにおむつなし育児が中断されていたことが、長女と次女の時とは大きく異なる点でした。

今現在4歳半ですが、夜間のお手洗いがなくなったのは3歳代。

今も夜中にトイレに起きることはなくはないですが、滅多にありません。

 

 

【第三子】

次女の場合、夜間の排泄パターンは長男と似ています。

生後数日から昼間も夜もおまるを使いはじめ、1歳3ヶ月で昼間と同時に夜間のおむつを外し、今現在1歳半。

未だに夜間は尿意があるため、おまるを使用しています。

長男と同様に、夜中にモゾモゾしたら授乳しながらおまるに乗せて、寝ながら排泄してもらう。

しかし授乳のたびにおまるという訳ではなく、おまるの回数は授乳の回数を下回り、1〜4回。ごくまれに0回の夜も。

つまり私が起きておまるの世話をする時間は、一晩につき4分未満です。

実は1歳頃に夜間の排泄がなくなり、長女のようにそれ以降ずっとなくなるかと思ったのですが、季節が移行するにつれて復活し、今に至ります。

今振り返ると、夏場の暑さで一時的に夜間の尿意がなくなっていただけだったのかもしれません・・・。

 

 

三人の子どもたち全員に言えることですが、夜間におまる時間を設けたからと言って、赤ちゃんがその後覚醒してしまい困ったということはありませんでした。

むしろ、排泄することによってぐっすり眠れているのでは、という印象を持っています。

 

 

【結論】

これらのことをふまえて言えることは、私の場合「夜間もおむつなし育児やってます!」という軽やかな響きではなくて、赤ちゃんが昼間におむつの外で排泄する生活をしているため、睡眠中であってもおむつの中には出しにくいようで、それに引きずられて夜間もやっているような状態です。

つまり、赤ちゃんは寝てて意識がないくせに、おまるに排泄できないと文句を言うようになってしまった。

そんないきさつで、私としては夜中にぐずられても困るし、夜中におむつ替えをするのはしんどいので、おまるを使った方が「ラク」だと感じ、消去法的に「夜間もおむつなし育児」をしています。

 

 

「夜間(就寝中)のおむつなし育児はどうやるの?」

に対する答えは、

「昼間と同様に、授乳時(あるいは赤ちゃんがモゾモゾした時)におまるにのせる」

だけです。

 

 

夜間までおむつなし育児をするかどうかはお母さんの体調管理に関わることだと思いますし、昼間のおむつなし育児とは別物と考えて、布おむつ、紙おむつを問わず、赤ちゃんの様子をみて判断していくのが良いでしょう。

「夜中のミルクや添い乳のついでに、ちょこっと起き上がるのは苦ではない」

ならば、枕元におまるを用意。

「夜中の授乳はできるけど、とてもとてもおまるまでは・・・」

であれば、無理せずおむつに頼るので全く問題ありません。

 

 

「夜間もおまるを使った方が、おねしょが早くなくなるの?」

という疑問も出てくるかと思います。

しかし、これに関しては他のお母さんたちに聞いてまわったことがなく、研究データなどもないため、正直何とも言えません。

おねしょは少し複雑な性質を持っているため、夜間におまるを使用したからと言って、必ずしもおねしょが早くなくなるということでもないのでは、という気はしています。

もしもうちは夜もおまるしています!あるいはしてました!という方がおられたら、ぜひ情報を提供してください。

 

 

【ポイント】

先日の記事に書いたことの繰り返しとなりますが、「これが正解」とか「おむつなし育児とはこうだ!」みたいな方法論はありません。

この記事をはじめ、外からの情報は参考程度にし、しっかりとお子さんを見つめ、無理せずできる範囲で「これが最善」と思えることを実践していければ御の字です。

 

 

夜間のおまる使用で特筆すべき点があるとしたら、昼間どんなにイヤイヤ期真っ最中であったとしても、夜間はそれが全くないことでしょうか。

寝ながらイヤイヤすることはできないのか?睡眠中に苦しそうにうーんうーん言ってるときにおまるに乗せると、何の抵抗もなくシャーッと出してくれる。

しかも、沢山!

これは、イヤイヤ期ではボーナスのようなものでした^^

 

 

【まとめ】

  赤ちゃん お母さん / お父さん
メリット

おむつが濡れず、快適       

排泄欲求が満たされる

夜中におむつ替えで起こされずに済む  

夜中におむつを替えなくて済む

昼間と比べ、成功率が格段に高い

おむつを節約できる

デメリット  (考えつきません・・・)

めんどくさい

眠い

寝ぼけておまる転倒の危険性がある 

 

上記の表は、あくまでも我が家の場合です。

うちの子はどうも一般的なパターンに当てはまらなそうだ、もっとヒントがあったら・・・ということであれば、どうぞご相談くださいね。

ちょっとしたヒントで、今までつかえていたところがふっと軽くなることもありますから。

今年からメールカウンセリングの無料お試しコースをご用意しましたので、おむつなし育児やトイレトレーニングのご相談にも、ぜひご利用ください。

 

 

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カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。

定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。

つまり、自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのものなのです。

ぜひご活用くださいね。

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