夏休みということもあり、今日は朝から晩御飯のメニューを決め、午前中に買い物へ。
長女(8)が献立から調理まで全てとりしきります。
今までは週1で上の二人が食事を作っていたのを、夏休みはもうちょっと増やそうかなと思案中。
考えてみたら長女は1歳から包丁を握らせていましたが、その下は何歳だったか・・・末っ子はもうすぐ2歳だというのにまだ包丁には触っておらず、ひたすら玉ねぎの皮を剥く係^^
台所は完全に破壊されますが、みんなで何かを作るのは何だか楽しいです。
さて、前回の記事の続きです。
→ 「感情の垂れ流しと感情の管理1」
かつての私はイヤなことがあるたびに家族や友達に愚痴り、自分の正当性を認めてもらい(=承認欲求を満たす)、自分に落ち度があったと感じた時には自分いじめをして(=自己嫌悪)ひたすら凹む・・・
こんなことを無意識のうちに繰り返し、無益なストレスを自分で作り上げていました。
しかし自分の感情の揺れ(イライラ)を外的要因のせいにし続けるということは、言い換えると自分の感情は常に他者と環境に支配されていることと同じなんですよね。
他人軸と自分軸という言い方で表現すれば、自分の機嫌を自分軸で管理することができておらず、他人軸に任せっぱなしで勝手にくるくる変わっていた、ということです。
では自分の感情の揺れを外の支配に任せるのではなく、どうやったら自分で管理していけるのでしょうか?
端的に言えば、こんなこと。
*相手にかけて欲しかった言葉を自分にかけて、
*自分の努力は相手に認めてもらうのを待つのではなく積極的に自分で認め、
*私が私の一番の理解者となり、
*何があっても絶対的な味方でい続けると決める。
これだけなんです。
こんなにシンプルで簡単なことが、実は一番難しかったりするんですけどね。笑
ちなみに私は震災被害に遭い多大なストレスにまみれ、避難別居から離婚に発展したときには乳飲み子を抱えており、今までの人生で最大のストレスを抱えていた状態でした。
しかし、約二年にわたる離婚劇が完結したときにはこころのよりどころは自分自身であると決め、自分と結婚することに決めたのです。
アホかと思われるかもしれませんが、外側の世界に精神的な拠点を設けることの無益さを悟り、自分自身を責め続けることをキッパリとやめた結果です。
自分を責めるって、例えばこんなこと。
自分は一人なのに、失敗すると自分を責めるもうひとりの自分が出現する。
「何でアレをしとかなかったんだ・・・もー、自己嫌悪・・・」とか、「こんなことしでかして、自分、めちゃくちゃダメなヤツだ!」とか、そういう思考です。
でもね、責める自分と責められる自分と、一体どっちが本当の自分なの?
そんな疑問と思考の観察と、感情をひたすら見つめ続ける日々の中である時ふと気づいたことがありました。
波乱万丈でドラマチックな人生を作っていたのは状況や他人ではなくまさに自分自身だったんだ、私の人生劇場は自作自演だったんだ(@_@;;)
つまり、感情は物理的にドラマチックな状態になるのではなく、自分の思考が物語を作り、それに沿って感情を当てはめ、その思考には癖があるためいつも同じようなパターンを無意識に繰り返していた、ということに気がついたのです。
これに到達したときの衝撃ったらもう、半端なく大きかったです。
そして自分の内側の分裂を修復できるのは自分でしかないのだということがつくづくわかったため、結婚したら幸せになる幻想とか、旦那さんやら子どもやら(=他者)に幸せにしてもらう思考とか、子どものために自分を犠牲にしなければいけない潜在的な思いとか、そういうことが一気に吹っ飛び、自分で自分をしっかり面倒みていこうというところに落ち着いたのでした。
長年患っていた不定愁訴が治ったとか、ついに呪いが解けた、みたいな感じで。
これによって外的要因、つまり状況や他者の言動によって自分の感情が左右されたり落ち込んだり、イライラさせられると感じることが劇的に減り、同時に何か新しいことをする際にほぼ自動的に感じていた「恐れ」もグンと減少したのです。
毎度のことですがまとまりきらず、次回に続きます。
次の記事では誰のこころにもある承認欲求と自分への信頼について見ていきましょう。
カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。
定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。
つまり、✨自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのもの✨なのです。
ぜひご活用くださいね。
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