子育てママのための 親育ちカウンセリング

身体にするのと同様に、こころにも健康管理を

 

先週末、子どもたちを連れて湖に行って遊んで来ました。

こことっても自然が豊かなところで、車で30分から1時間も走らせれば山やら湖やらがいくつもあるし、冬はスキーやスノボーもできるのに、渋滞はほとんどありません。

ようやく夏になったなと感じる気温35℃・・・しかし湿度は低く、東京のような蒸し暑さはありません。

日陰に入ればひんやりで、家の中は閉め切ってた方がむしろ涼しかったりします。笑

 

 

さて、帰宅時のできごとです。

湖で散々遊んだ帰りみちの高速度道路で、対向車がライトを点滅させていたのでネズミ捕り(警察による速度取り締まり)でもしてるのかな、それとも鹿の大群でも出て来たか?と思って割と注意深くしていたところ、目に入ってきた光景は交通事故。

4台の車があちらこちらにちらばり、1台は完全にひっくり返っていて損傷がひどく、どこが前で何がどうなっていたのかわからないほど。

他の2台は車の三分の一がなくなっている。

もう1台は路肩の木に衝突していました。

現場ではすでに救助のために停車したと思われる車が何台もいて、車内の人を助けようとしているのが見て取れました。

そうこうしているうちに警察が到着し、救急車や消防車が到着したものの、誰も急いでない・・・・

割とのんびり道路を封鎖し、車内に残された被害者を救出しにかかるものの、1時間経っても出せない状態で、のちにこのドライバーは即死されたのだと知りました。

 

 

事故の状況は、1台がなぜか中央線をまたいでしまい対向車と正面衝突し、それを避けようとした1台が他の車にぶつかったそうです。

 

 

私たちがここに通りかかるのが3分早かったら・・・

なんてどうしようもないことを考えてしまいしばらく沈鬱な気持ちになりましたが、ラッキーもアンラッキーも、こういう状況では所詮個人的な見解でしかないんですよね。

2011年の震災のときも、ちょっとの差で助かった助からなかったがたくさんあり、助かってラッキー!な気持ちは徐々に変容し、家族がみな無事であったこと、助かったことへの罪悪感や息苦しさを長くにわたり感じ続ける人が多くいました。

もちろん状況によるでしょうし感じ方は個人によりけりですが、私たちのこころは多くの場合他者と共鳴するようにできているようで、「ラッキー」は単純に「ラッキー」のままには落ち着かないことがあるようです。

 

 

考えてみたら、例えばものすごい勢いで笑っている人に出会ったら、何で笑っているのか理由なんて知らずともこっちもついつい笑ってしまう、ということがありますよね。

機嫌が悪い旦那と一緒にいるとこっちまでイライラしてくるとか、子どもがギャン泣きしているとその感情に巻き込まれてしまうとか、そういうことだってあるでしょう。

 

 

しかし、実は他者からの感情の感染は意識すれば避けられることでもあります。

こういうことがあって気分を害したとか、こんなできごとのせいでイライラするとか、そういう風に流されるままになる必要はないのです。

「他者の感情(や外的な出来事)と自分との間に一線を引く」

これを意識することは、自分の感情をコントロールする第一歩です。

もちろん楽しいことや嬉しいこと、誰かが大笑いしていてつられて笑うなんてときは制御する必要はないかもしれませんが^^

 

 

そもそもカウンセリングって、こころに負担があるときに利用するように感じられるかもしれませんが、自分で自分のこころを制御できるようになれば必要ありません。

私もかつてはカウンセリングを受ける側でしたが、今は何があっても自分のこころを自分でニュートラルな状態に戻せるのだということに気づき、潜在的な不安感や生きづらいと感じることから解放されてからは、逆にカウンセリングを行う立場となりました。

そしてクライアントさんにはカウンセリングは受け続けるようなものではなく、カウンセリングを受けたことによって今後はカウンセラーに頼らず、自分のこころを自分で管理していけるようになってもらうことが私の目標です。

話を聞いてほしい!ということであればクライアントさんのお話を伺ってこころの負担を軽くする傾聴をはじめ、ご希望の方にはこころの状態を自己管理していく術もお伝えしています。

 

 

今回の悲惨な事故を目の当たりにして、やはり自分の感情と向き合うって大事なことだなとあらためて感じ、身体の健康管理と同じようにこころの健康管理も日頃から意識できる社会になっていくといいなと思いました。

最近忙しくてちょっと疲れ気味だから風邪ひかないように今日は早く寝よう、みたいに普段からこころの健康管理だってできるのです。

こころについての健康を、今日から意識してみませんか?

 

 

☆.。.:*・゜ ☆.。.:*・゜ ☆.。.:*・゜ ☆.。.:*・゜ ☆.。.:*・゜

カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。

定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。

つまり、自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのものなのです。

ぜひご活用くださいね。

☆.。.:*・゜ ☆.。.:*・゜ ☆.。.:*・゜ ☆.。.:*・゜ ☆.。.:*・゜

 

 

*お知らせ*

親教育の翻訳に関わる企画を優先させるため、

しばらくカウンセリング業務はお休みします。

再開時期が決まりましたらお知らせいたします。

 

赤ちゃん手話×おむつなし育児講座は、

開講準備が整い次第、お知らせいたします。

 

 

◎お問い合わせはこちらよりどうぞ

お問い合わせフォームへ

 

◎コミュニケーションのヒント

トイレトレーニング 無料メール講座

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です