末っ子が赤ちゃん(お人形)にお水をあげたりおまるに乗せたり、はたまたお布団に寝かせて毛布をかけてとんとんしてたりと、あまりにもかいがいしく赤ちゃんのお世話をするもんだから、オジサン(現パートナー、末っ子の父親)に
「末っ子ちゃん、シングルマザーだね・・・」
と言ったところ、
「うん。気づいてた。
ひとこと言わなきゃな、って思ってたけど、何せこの子の母親もシングルマザーだからな・・・・」
という返し。
おぬし、なかなかやりおるな。
(私たち、結婚はしていません。)
写真のおんぶ紐は、上の子の穴あきズボン(綿ニット地)を切ってつなげて、そこらへんにあった適当な布を足して作りました。
エルゴみたいにおんぶしたときに胸の前に来る紐は、赤ちゃんのロンパースのお股部分にあったホックを布地ごと切り取って再利用。
チビッコ用のだっこ紐やらおんぶ紐なんて多分探せば安く買えるんでしょうが、捨てるしかないものにいのちを吹き込む作業ってなかなか楽しいです。
こんな感じで、第一子が生まれたときはおむつ、おむつバンド、レッグウォーマーなどよく作ってました。
(第二子、第三子はその時のものを使いまわしていたので大して作らず。)
着古したTシャツおむつ、なかなか肌触り良かったです。
さらには古布から布ナプキンも作ったりして、エコな育児と自分ケアを楽しんでいるのでした。
そうそう、今回はチビッコのおシモネタではなく大人ので恐縮ですが、私、おむつなし育児に出会ってからというもの自分もおむつなしです。
使い捨ての生理用ナプキンは第一子を出産後、使うのをやめました。
なぜかというと、赤ちゃんに対して自然な排泄を介助したい気持ちが芽生えたことで、自分に対してのおむつ(=ナプキン)使用にも疑問が出てきたからです。
当時おむつなし育児でお世話になっていた三砂ちづる先生が、月経血コントロールについてお話されていたことから大きな気づきをいただいたことも確かです。
第一子の産後、最初の月経が再開したあと月経血コントロールを始め、4ヶ月(=4回)ほどかけてコントロールのコツをつかみ、それ以降トイレに行きたい時に行ける環境であればナプキンの類いは全く使わなくても良いほどにインナーマッスルを鍛え上げる(?)ことに成功しました。
しかし、おむつなし育児と同様にやっぱりナプキンを全く使わないというのも緊張感がありすぎるため、今は布ナプキンを1日程度は使っています。
それでも夜間を含め、汚れることはほとんどないので終日交換の必要はまずありません。
布ナプキンを使うというと、布おむつを使うことと同じで持ち帰る手間が〜とか洗濯物が増えるとか、そういうことを考えがちですが、布おむつにおまるを併用することと同じように布ナプキンにもコントロールを併用すれば、洗濯物が増えること等は心配する必要はそうそうありません。
これもおむつなし育児と同様に、現代生活の中では忘れられていた生活の知恵であり身体の自然な機能だと実感しています。
垂れ流しにして気にすることなくおむつやナプキンでキャッチし続けるのと、意識してコントロールすること、またはコントロールできる前提で意識を向け続けていくのとでは、生活の質が変わると言っても過言ではありません。
そして、この心地よさが加速すると西洋下着をつけるのをやめてふんどし生活に移行するようですが、私はそこの域には達していません・・・
第一子が離乳したあと、1年間着物を着続け西洋下着から解放された時期はあったものの、そしてまたあの状態に戻れたらいいなーとぼんやり思ってはいるものの、実現するまでには至っておりません。
末っ子が離乳したら、週末だけでも着物着ようかな。
ここアメリカだけどね。笑
さて、話を戻して月経血コントロール。
これは、女性ならば誰でもできると思います。
できるはずのことを、それが可能だと教わってこなかっただけなのです。
おむつなし育児だって同じですよね。
「赤ちゃんでもおまるに排泄できる」ということを知ったから、そして試したからそれが可能になったわけであって、そもそも「赤ちゃんには無理だ、できない」という思考しか持ち合わせていなかったら試すことすらしないでしょう。
「赤ちゃんでもおまるに排泄できる」ことが自分の中の辞書には載ってないということですから、試しようがありません。
しかし、もちろん知ったから試さなければいけないわけでもありません。
知った上でそれはしない、という選択をするのはまったくの自由です。
私は紙おむつという便利なものがあるということを知っていますが、それを使う選択をしなかったのと同じです。
月経血コントロールも多くの女性は「知らない」のです。
月経血を垂れ流しにして心地悪い思いをし続け、それに慣れることが普通だと教わり、コントロールしつつお手洗いに出せるということは一切教わってきませんでした。
おむつなし育児と同様に、これを知って試すか試さないかは選択の自由です。
しかし、これまでにも何度も書いてきていますが、まず知ること。
選択肢を増やして何を選びとっていくか、ということは人生を主体的に送る上でとても大事なことです。
月経血コントロールも、ステップバイステップで学べるように講座にしてお伝えしようかなと思えるくらい、私の人生の質が大きく変わったことでした。
コントロールを始めると何が違うか?
一般的には生理痛が軽くなるとか日数が縮まるとか、妊娠力が高まるとも言われています。
実際に経験すると本当にそうだな、と感じます。
興味がある方はぜひ試してみてくださいね!
コツは、まず自分の身体は「もともとコントロールできるように作られている」ことを知ることです。
月経血コントロールについての本、「昔の女性はできていた」もなかなか面白く、お勧めです。
著者はおむつなし育児研究の第一人者、三砂ちづる先生です。
カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。
定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。
つまり、✨自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのもの✨なのです。
ぜひご活用くださいね。
*お知らせ*
親教育の翻訳に関わる企画を優先させるため、
しばらくカウンセリング業務はお休みします。
再開時期が決まりましたらお知らせいたします。
赤ちゃん手話×おむつなし育児講座は、
開講準備が整い次第、お知らせいたします。
◎お問い合わせはこちらよりどうぞ
◎コミュニケーションのヒント
なんとなくコントロールできることは知っていましたが、本があるとはしらず勉強になりました!早速読みたいです❤
大人もこどももふんどしぱんつでこの夏過ごしたいなと思ってます、とりあえず時間を作って作らねば。
コントロールのこと、ご存知だったんですね!
それなら始めてみれば結果が出やすいかもしれませんよー!
ふんどしぱんつ、良いですね。
ふんどし系の下着だと鼠蹊部を締め付けることがないため、免疫力が上がるという話を聞いたことがあります。
手作りできるなんて素晴らしい
初めて知りました!!
「昔の人はナプキンなかったから大変だったんだろうなぁ」なんて思ったこともあったのですが…。
衝撃です。
便利なものが出来てラクできる一方、する必要なくなり、出来なくなる。一種の退化ですね…。
月経痛に悩んだので出産後再開するのやだなぁと思っていました。
知れてよかったです!
おむつなし育児はどんどん認知度が上がっていますが、月経血コントロールはまだまだ知れ渡ってはいないようで、これも広めていけたらいいなぁと感じています。
おシモな話題は話しにくかったりしますしね。
月経血コントロールもおむつなし育児と同様に、ナプキンがなかった時代にどうしていたか、ということなんです。
一昔前の紙おむつがなかった時代は布おむつ+おまる、使い捨てナプキンがなかった時代はやはりコントロール、ということをしていたようです。
便利なものが出て来るとそれに頼り、機能が退化する、、、私もそんな風に感じています。
月経痛の原因のひとつに使い捨てナプキンやタンポンの経皮毒や冷え(吸水ポリマー)が指摘されることがあり、布ナプキンに変えただけでも月経痛が緩和されたという話も聞きますので、気になったらぜひ試してみてくださいね。
今まで嫌で仕方がなかった月経が、コントロールできるようになるにつれて楽しみになった♪なんて人もいますよ〜^^