子育てママのための 親育ちカウンセリング

感情の垂れ流しと感情の管理1

 

子どもたち、ついに夏休みが始まって毎日賑やかです。

この冬は大雪の影響で学校が2週間ほど休みになったため、授業時間の確保のために夏休み開始が遅れたのですが、いっそのこと7月まで学校やったらいいのに・・・・と思ったのは私だけではないはず。笑

日本はまだまだ先ですね。

もう蒸し暑い頃でしょうし、日本こそ長い夏休みが必要そうに感じますが。

 

 

前回の記事では交通事故や震災を例にあげて、外的要素(状況や他者の言動)が自分の感情に作用することがあるが、それらの感情は流されるままにはせず主体的にコントロールすることもまた、私たちにはできるのだということを書きました。

 → 「身体にするのと同様に、こころにも健康管理を

このことは今までにも何度か書いてきていますが、私たちが生きていく上ではとても大事な部分だと思うのです。

無意識的に被害者意識になりやすい状態で生活するか、自分の感情に目を向け、しっかりと対峙しつつ生きるのか。

 

 

先日あげた交通事故も震災もちょっと普通の状況ではないので、日常生活にありがちなことで言えば

 

 *旦那に配慮のない言葉をかけられた、

 *上司にこんなこと言われた、

 *姑の言動がこうだ、

 *自分は周囲の人にないがしろにされている…

 *もっとこんな風に気遣って欲しいのに…

 

といったような状況でしょうか。

 

 

これについて考える時、感情の管理って何だかおむつなし育児に共通しているなと感じる部分があります。

糞尿垂れ流しで常におむつでキャッチし続けるのか、それとも赤ちゃんの尿意便意を意識しつつおむつを開いてあげるのか。

感情の場合、外的要因に任せてイライラさせられると感じ続けるのか(感情の垂れ流し)、自分の内面に注目しながら管理していくのか。

 

 

おむつなし育児の場合、察する相手は物理的に自分とは別の肉体を持った赤ちゃんがです。

しかし、自分の感情は自分のもの。

相手にどう接してもらいたいかを考えるより先に、自分で自分を察してあげたり自分のことをまず一番に大事にしてあげることは、いくらでもできるのです。

 

 

しかし、これについてはもちろん否定的な意見もあります。

私たちは自分を大事にすると言うと「自分勝手」や「自己愛が強い」とネガティブに考えがちですし、実際私は父親に「滅私奉公」が大事だと言われて育ち、もちろん一般的、常識的な「自分以外の人を優先する」ことを教育されてきたため、自分を大事にすることと自分を犠牲にした上での他者への配慮のバランスがよくわからずにいました。

実際のところ、ここら辺のことってどうなんでしょうね?

普通はあまり考えを及ばす領域ではなく、むしろ無意識的に刷り込まれてきたことが私たちの自然な行動となっていると思います。

そして、知らずしらずのうちに自分をないがしろにし、外的なストレスが加わると被害者モードに入りやすくなってしまう、という循環を生んでしまうことがあります。

 

 

抽象的な表現が多くなってしまいましたが、次回の記事では具体的な例をあげてもうちょっと掘り下げてみてみましょう。

 

 

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カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。

定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。

つまり、自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのものなのです。

ぜひご活用くださいね。

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