前回の記事ではレイキについて書きましたが、今回は、レイキにまつわる瞑想の部分をもう少し掘り下げて書いてみます。
レイキを習う際、アチューンメントと呼ばれるレイキを出しやすくする儀式のようなものを受けるのですが、この儀式の前1週間は朝晩毎日瞑想、アチューンメントを受けた後も朝晩2回の瞑想と自己ヒーリングを3週間毎日続けなさいという指導を受けます。
この期間が終わっても、自分の心身の状態を常に整えてレイキを出しやすい状態を保つには、やはり日々の瞑想と自己ヒーリングは日課にすべしとされていて、私もその指導に従い続けています。
周りに子ども達がうろちょろしていると全くもって何もできませんが、朝子どもが起きてくる前や夜寝かしつけたあとを見計らって瞑想していたら・・・・・
全く違うんです。
何が?
精神状態の安定具合が!
誰しも日々の生活の中でイラっとくることはありますし、外的な要因でこころが乱れることは避けられないのですが、朝晩2回の瞑想と自己ヒーリングを続けていたら、感情の波がものすごーく小さくなったのを感じています。
ちょっと脱線しますが、「感情の起伏」があること自体は悪いことではありません。
なぜなら感情は私たちに本来備わっている機能なのだから、それを感じるというのは自然なこと。
言ってみれば、五感(触感、味覚、嗅覚、聴覚、視覚)と同じ。
どれが良い、悪いではなくて、どれも必要だからこそ私たちに備わっているのです。
ネガティブ思考もポジティブ思考も、それらに良い悪いのラベル分けをする必要はないのです。
しかし、感情の揺れ幅や波が大きいとどうしても不具合を感じますよね。
体感で言えば、暑い感覚と寒い感覚が絶え間無く交互にきているような状態だったら生活に支障をきたします。
感情もそれと同じ。
あまりにも揺れ幅がひどいとか、どちらか一方に偏ったものになってしまっては健康な状態とは言えません。
だから場合によっては精神的な面での治療が必要であったり、こころの負担を軽くしていくカウンセラーやセラピーなどの必要性が出てくるのです。
身体の異常を医療で治すのと同じことですね。
そして今回私がレイキの勉強をしたことで、感情の揺れは瞑想によってかなり落ち着くんだなーということを体感を通して理解するに至りました。
頭で理解するのと身体の感覚で理解するのって、理解度というか、腑に落ちる感がぜんぜん違います。
瞑想自体は以前習ったことがあり、時々していましたが、毎日欠かさず朝晩2回を長期間続けるということはしたことがなく、その効果に本当に驚いています。
瞑想が普及してきたら世の中にカウンセラーなんて要らないんじゃ・・・・
おっと心の声が。笑
私の伴侶であるオジサンはものすごーく温厚な人で、私にとっては天使のような存在なのですが、やはり毎日瞑想しています。
しかも15年以上も!
日本人からしたら瞑想っていう言葉自体に古臭さを覚えたり、宗教色を感じたりしがちですが、こちらではそんなことは一切ありません。
他にもこちらで知り合ったアメリカ人の友人は十代の頃に瞑想を始め、それから毎日何十年も続けているそうです。
瞑想について語り始めると止まらない、まさに瞑想マスター。
ちなみに彼は、僧侶ではありません。
普通のサラリーマンです。
そんな人たちを尻目に全く瞑想を習慣にしてこなかった私ですが、今回はさすがに習慣になりそうです。
瞑想がレイキとどう関係があるのかというと、やはりこころを落ち着けて、心身ともに十分にリラックスした状態になればなるほどレイキの出やすい環境が整い、エネルギーを通す管が太くなるのだそうです。
アチューンメントという儀式を受けるのは、日本のレイキマスター仁科まさき氏によると、以下のようなことだと言います。
対面の講習では、アチューメントというヒーリングに似たことをして、短時間に効果的に確実に気の流れを良くします。すると、もうその場でレイキがちゃんと出るようになります。
この理由としては、以下のように記されています。
レイキは体の生理的機能なんです。
ただ、どれだけ出せるかはその人の気の流れの良さによる
レイキは、出る・出ない、というデジタル的なものではなくて、アナログ的なものです。だって人の体ですからね。
体とこころの状態が良いと、気の流れが良くなって、レイキが沢山流れます。緊張が強かったり、心配や怒りが多いと、気の流れが悪くなって、流れる量が減ります。だから一般の人は、最初からレイキが出ている人もいれば、そうでない人もいます。
引用元:レイキのレッスンはじめよう♪:独学で身につけるレイキセラピー/仁科まさき著
ここでようやくつながってきますが、レイキをしっかり出すために体とこころの状態を整える・・・・それに瞑想が一役買っている、ということなのです。
もしもレイキに興味を持たれたら、何も高い講習会に参加せずともレイキを出す方法があるため、仁科まさきさんのご著書をご参考にどうぞ。
私も勉強させてもらいました。
そして何もレイキに限ったことではなくて、お母さんが穏やかな気持ちでいられる時間が増えれば増えるほど子どもにとっても気持ちが良い時間が増えるのだし、気の流れが良くなれば(目に見えるものではありませんが)それだけお母さんご自身や周りの環境にも良い影響が出てくるため、イライラしがちな時には瞑想をお勧めします。
問題となっているものを外的要因と捉え、物理的に働きかける手法も大事ですが、私が常々書いている内観も然り、内的なものに焦点を当てる方法は古来から日本の文化として培われてきたものです。
新年を迎え、内的なアプローチの仕方を見直してみるのもおすすめですよー。
次回は具体的な瞑想方法(しかも超簡単)をご紹介しますね。
お楽しみに!
カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。
定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。
つまり、✨自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのもの✨なのです。
ぜひご活用くださいね。
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