子育てママのための 親育ちカウンセリング

予防接種考察4 親として子を信頼することの大切さ

 

前回までの記事はこちら

 →「予防接種考察1 受けさせるのが親の義務!?

 →「予防接種考察2 真弓先生の指導と米国での予防接種

 →「予防接種考察3 結局どうしたらいいの?

 

 

正直言って、予防接種だけでこんなにたくさん記事をかけるとは思いませんでした。笑

かれこれ9年ほど悩んでいて、まだ確たる答えが出ていないテーマなので、そりゃそうだとも言えそうですが。

 

 

さて、予防接種についてもやっぱり内観です。

今日は予防接種を受ける心理、受けない心理をみていきましょう。

 

 

予防接種大歓迎、全部受ける!の裏側にはなにがある?

もちろん様々な意識が潜んでいるのは確かですが、その中でもひとつ注目したい意識がこれ。

 

「病気になられたら怖い」

 

 

では、逆に予防接種を受けないという選択肢の中には何がある?

 

「予防接種を受けたことで、健康被害を被ることが怖い」

 

 

つまり、どちらも根っこは同じ。

病気に対する恐怖と健康に対する執着です。

これは、親として小さないのちを預かる身にしたら当然のことですので、この意識が悪いということではありませんよ。

 

 

さて、それでは上記の「恐怖」に「信頼」や「安心」を加えてみましょう。

どんな変化が見られるでしょうか。

 

「予防接種をせず病気になったとしても大丈夫、必ず乗り越えられる」

「予防接種を打っても大丈夫、この子は毒に負けるような子じゃない」

 

どうですか?

打ってもいいし打たなくても良い、そんなに心配なことはない、という感覚になり得るのです。

私は未だに予防接種について悩んでいる親の一人ではありますが、徐々に「子どもの身体と人生そのものに信頼を置く」ということと、予防接種についての理解をある程度深めた上で、自分の恐怖心や執着を消化していくことができてきたように感じています。

これ、実はとても大事なことなのです。

 

 

心理学には「ピグマリオン効果」と呼ばれるものがあります。

ギリシャ神話の中に出てくる物語(ピグマリオンが女性の彫像に恋をして、思いを募らせるうちにその彫像が人間となった)から名前がつけられた現象です。

簡単に説明すると、頭の中にある状態が目の前に現れるということ。

思考が現実化するということ、とも言えると思います。

 

 

具体例をあげてみましょう。

学校に新たに赴任してきたA先生。

これから担任を受け持つ生徒30人に対し、まだ何の予備知識もない状態でいます。

そのA先生に対し、もともとその学校で勤務しているB先生が、無作為に選んだCという生徒に関してこのように伝えます。

「30人の生徒の中で、Cという子は取り立てて目立つ点がないし成績も今は特によくないが、実はものすごく可能性を秘めている子です。この子は必ず伸びる。しかし、あなたはCを特別扱いしてはいけないし、他の子と同等に接してください。」

A先生はこのように言われ、生徒に関してひとつ予備知識が入りました。

しかし、教員として生徒Cを特別扱いすることはもちろんありません。

 

 

で、結果は?

1年後、30名の生徒の中でCの成績がダントツに伸びている。

Cは無作為に選ばれた子であり、B先生が預言者だったわけでもないし、A先生が特別扱いしたわけでもありません。

これが、ピグマリオン効果です。

教師期待効果とも呼ばれ、主に学校を舞台として語られることではありますが、同じようなことは親子間にも発生します。

そして、ピグマリオン効果と対をなす「ゴーレム効果」、こちらは教師の期待値が低いことから成績が下がる現象を指すものです。

 

 

何が言いたいのかというと、予防接種に関して強い恐怖心を持っていると、それが子どもに影響を及ぼす可能性があるということです。

「この子はきっと大丈夫」

「予防接種?気にしないよ」

という意識が表面的なものではなく、こころの底から持つことができたとき、それが良い方向に作用する可能性が大きいけれど、

「予防接種受けないとすっごい不安!」

「予防接種受けちゃった!どうしよう・・・」

という不安が強ければ、それもまた何らかの現象として現れてくる可能性が否定できない、ということです。

 

 

受けるも受けないも親が納得した上で、というのは、何も物理的な側面に限った話ではありません。

心理的にみても、納得した上で受ける、受けないを決めることで安心感を得ることにつながり、上記のような思考を良い方向に現象化する作用が期待できるのです。

 

 

自分の恐怖心や不安としっかり向き合うこと。

子どもの可能性や底力、健康にこころを向けること。

ここら辺も、予防接種について考える上ではしっかり認識しておきたいポイントです。

 

 

それと、私がアメリカに住むようになって学んだことに、予防接種に含まれる添加物(重金属をはじめとする毒物と呼ばれるもの)は、積極的に排毒できる!という情報があります。

なので、子どもに予防接種を受けさせる前後には以下のようなものを試しました。

 

 1. 予防接種を受けると決めたら、その前からサプリメントを服用

 2. 予防接種を受けたあと、ホメオパシーのレメディーやサプリメントで解毒

 3. オステオパシーなどで体調を整える

 4. 繊維質やデトックス効果のある食を選ぶ

 

 

私からは商品名や具体的な内容をお伝えすることができないので、気になる方は、自然な子育てを応援する小児科医やホメオパスなど、信頼のおける医師に相談してみてくださいね。

解毒方法はこれ以外にもたくさんあると思いますし、専門家を頼ることでいい方法がみつかるかもしれませんよ。

 

 

長々と連載(?)をお読みいただきありがとうございました!

何らかのヒントになればいいなと願いつつ、気持ちを込めて、ご家庭ごとの決断を応援します。

 

 

※この記事は予防接種陰謀説、つまり予防接種全般は何の病気も予防しないとか、添加物まみれで逆に毒になるだけ、一部の製薬会社が儲けるためだけに実施している等々、その方向の考え方には基づいておりません。性善説的に、子どもたちを病気から守るためとか、社会的に予防できる病気があるために実施されているものという前提で記述しています。

 

 

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カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。

定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。

つまり、自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのものなのです。

ぜひご活用くださいね。

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