今日からは予防接種について、いくつかに分けて記事を書いていきます。
副作用など、予防接種については賛否両論あるためお子さんが生まれてから受けさせるべきなのか受けさせない方が良いのか悩まれているお母さんから、アメリカではどうなのか、また私の個人的な意見はどうかということを聞かれ、それについて記事にてお答えしていきます。
ただ、私は医師ではありませんし、疫学者でもありませんので、アドバイスをできる立場にはおりません。
そのためあくまでも一個人としての意見、ひとつの情報としてお読みくださいね。
また、私が日本を離れてから5年が経過しており、その間変更になったワクチンもあるので、現行の情報は然るべきところから得てください。
今回は、第一子を妊娠中に予防接種について悩み始めた時期〜当時のワクチン事情をポリオ(小児麻痺)を例に挙げて書き進めます。
次回は真弓定夫先生から指導された内容とアメリカの予防接種事情を絡め、まとまりきるかな…
予防接種は、実は私自身も答えが出ていないテーマです。
しかし結論から言うと、第一子を出産したときから今に到るまで、子どもに積極的に受けさせたいとは思っていません。
私が予防接種に対して悩みはじめたのは、第一子を妊娠中でした。
それまでは予防接種を子に受けさせるのは親の義務だと信じ込んでおり、何の疑問も抱いていなかったのに、あるときなぜかその信念(?)にヒビが入ったのです。
それ以降予防接種に関することを調べ始め、有名どころで言えば雑誌クーヨン、毛利子来先生や母里啓子先生の本などを読み漁り、その結果今まで持っていた「予防接種=子どものため」という構図が逆転。
予防接種って、むしろ子どものために良くないのでは・・・・・?
という見方ができてきたのです。
これって、おむつなし育児を初めて知った時の
「え?赤ちゃんっておむつ以外でおしっこできるの??」
という感覚と似ています。
どんな分野にもいろんな考えややり方があるもんですね。笑
さて、予防接種の「効能」ばかりが頭の中にあった私は、いろんなことを調べるにつけ、予防接種を受けたがために起こってしまった薬害事件の詳細や、必要なものを精査し、必要のないものまで一緒くたに受けることはない、という考え方を学びました。
たとえば、有効な治療法がないとされるポリオ(小児麻痺)。
ポリオの日本における主な感染源は、何だかご存知ですか?
(手元に当時読んだ本がないため、現在ウェブ上に公開されている情報を引用します。)
1980(昭和55)年の1例を最後に、現在まで、野生の(ワクチンによらない)ポリオウイルスによる新たな患者は出ていません。
つまり、この37年間、日本における野良ウイルスによるポリオ患者はゼロだということです。
(野生のウイルス=勝手に”野良(ノラ)ウイルス”と呼んでます。)
それなのにワクチン接種をする意味があるのか、という疑問はうなづけます。
しかしこの記述は、「日本にはポリオ患者がいない」ということを言っているのではありません。
以下のページでは生ワクチンからのポリオ感染について記載されています。
生ワクチンによる感染の最後のケースは、2012年8月に発症した赤ちゃんです。しかも、その赤ちゃんは保育園での二次感染でした。
(中略)
「ポリオは終わった病気」という認識が医師の間でも一般的ですし、いまでは日本国内の多くの医師がポリオの診断をできないのです。ですから、本当はポリオなのに、ポリオと診断されていないケースも少なからずあるだろうとは思います。
こちらのページには、生ワクチンを投与された我が子から二次感染し、麻痺症状が出た親の具体例が記されています。
最初に引用した厚生労働省の記述と異なる点、お気づきでしょうか。
つまり、野良ウイルスからのポリオ感染は37年間出ていないが、生ワクチンの投与によってポリオに感染した患者や、そこから派生した二次感染者はいるのだ、ということです。
表面をチラッと調べると、日本にはポリオ患者がいないように見える。
じゃあワクチン接種なんて必要ないじゃん!
という考えが浮かびます。
しかし、もうちょっと調べてみると、別の事実が見えてくる。
え・・!?
意外にも患者さんはいるんだ。
しかも診断されずに適切な処置が取られていない場合もあるってことは、やっぱり予防接種しておいた方が良いのかも・・・
なんて気持ちが出てきたり。
どちらが間違っていて、どちらが正解という問題ではないと思います。
見方を変えると三角に見えたり円に見えたりする円錐のようなものなのです。
ちなみに日本では2012年から不活性ワクチンとなりましたが(私はこの年に米国へ移住し、同年第二子出産)、私が第一子を出産した2008年当時は、ポリオワクチンは生ワクチンでした。
生ワクチンは感染する可能性がないわけではないため、やっぱり赤ちゃんには受けさせたくないな、というのが私と当時の旦那さんの出した結論で、接種は見送っています。
個人的には(&素人目線では)不活性ワクチンになって良かったな、と感じています。
しかしその反面、不活性ワクチンは頻回の接種となり添加物を多く取り込みがちになるようです。
ポリオワクチンに関してだけでもこれだけ書けてしまうということは、日本で予防接種種目として定められているものを全て網羅したらどんなことになってしまうんだろうか。
しかも、ワクチンに使用されている添加物(水銀、アルミニウム、etc)まで考えたら、もうそれこそ私の脳ミソスペックでは確実に足りません _:(´ཀ`」 ∠):
本当に、いちいち悩みました。
続く。
※この記事は予防接種陰謀説、つまり予防接種全般は何の病気も予防しないとか、添加物まみれで逆に毒になるだけ、一部の製薬会社が儲けるためだけに実施している等々、その方向の考え方には基づいておりません。性善説的に、子どもたちを病気から守るためとか、社会的に予防できる病気があるために実施されているものという前提で記述しています。
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定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。
つまり、✨自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのもの✨なのです。
ぜひご活用くださいね。
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