子育てママのための 親育ちカウンセリング

おむつ版みんな違ってみんなイイ!+批判の心理

 

今現在22ヶ月の末っ子、ほぼ問題なく自分でズボンやパンツを脱いでおまるに座り、自分のタイミングで排泄しています。

このあとまたお漏らしのぶり返しがこないとも限りませんが、とにかく楽、ひたすら楽!

今までおまるやトイレに連れていったりしていたのが苦だったわけではありませんし、むしろ楽しかったわけですが、それでも一人でしてくれるのは、ものすごく楽です。

 

 

トイレトレーニングの開始目安は

*「ちっち」と言えるようになってから

*おしっこの間隔が2、3時間空いてから

 

などと言われていますが、それを待つ必要は、まったくありません。

「ちっち」と言えるようになるずっと前から、排泄のタイミングをアイコンタクトや仕草、手話などで教えてくれるようになったり、3歳になってもなかなかおしっこの間隔が開かないことだって珍しくはありません。

逆に、上記のような目安にピッタンコ当てはまり、3歳4歳であっさりトイレトレーニングが成功した、という例だってあります。

 

 

おむつなし育児をしている場合、ここで注意したいことは、

「おむつなし育児をしてさえいれば、おむつが早く外れる」

とか、

「一般的なトイレトレーニングの開始目安は間違っている」

などと決めつけてかかること

どちらも合っていると言えるし、さりとて当てはまらないこともあるのです。

 

 

育児は家族の数だけ存在しています。

おむつなし育児をしている家庭を例にとると、24時間おまるを使用しているおうちもあれば、仕事のあと、夜の数時間だけの家、週末だけ、あるいは気が向いた時だけの家もあるでしょう。

そのどれかが正解で、どれかが間違っているということではありません。

一般的なおむつはずしの目安だって、それがそのまま当てはまってすんなりおむつが外れてしまうことだってあるのです。

3歳頃のトイレトレーニングは苦戦する場合が多くありますが、拍子抜けするほどアッサリ完了することもありますからね。

 

 

また、「おむつなし育児をしてさえいれば、おむつが早く外れる」信仰、これも100%そうなるとは限りません。

0歳1歳からおまるを使い始めたのに、3歳になってもまだおむつなんです、ということだって実際にはあるのです。

おむつなし育児の一般的なイメージからはちょっと違うためか、表面上そういう例が見えてこないだけで、私からしたら別に珍しいことではないと感じています。

(おむつなし育児のトラブルも、ご相談を受けています。カウンセリングの無料お試しコースもあるのでどうぞご利用ください。)

 

 

育児って、こんなこと言ったら元も子もないですが、型通りにいかないのが正解です。

母乳を例に出して前回の記事にも書いた通り、我が家とは違う他の家庭のやり方を批判することはありません。

 → 「授乳がセクハラ?育児批判の捉え方

 

 

おむつなし育児はやりたいからやる、これがいいと信じられるからやる。

逆に、他のご家庭でおむつなし育児をしておらず、子どもが3歳になってもおむつをしていても、それはそれでいいのです。

おむつ100%の育児をされている方からしたら、0歳児におまるをあてがうなんてヒドイと思えることがある反面、おむつなし育児をしていると、逆におむつ100%がヒドイことのように感じられることもあるでしょう。

 

 

「この視点から見たらこれが真実」

ということは、反対の視点に立って見えてくるものもまた同様に真実なのです。

 

 

大事なことは、自分がやりたいと感じられた方法をその都度選んでいくことだという気がします。

「うちはこういう方針です」

ということをまず決めてから色々選んでいくのもいいでしょうし、特に何も決めずにただただこころの声に従ってピンときたものを選び取るのも楽しいですよね。

「今日、雑誌で読んだこれを試したい!」

って、フットワーク軽くアレコレ味見するのもワクワクします^^

 

 

他者を批判する気持ちの裏側には、劣等感が見え隠れすることがあります。

潜在的な劣等感があるがために、他者よりも自分が優越だと感じたい無意識的な「上下関係の構築」を行なっている場合、他者を批判することで、自分の立場を上に持ってくることができるためです。

あとは、自分に批判的になる意識を持っている場合も然り。

自分をダメ出しするその人(もう一人の自分)は、なぜか自分だけではなく周りの人にもダメ出しするため、これが批判という形で表面化することがあります。

 

 

他者から批判的な目線や言葉を受けた時や、自分の中に他者を批判する気持ちが出てきた時、ちょっと冷静になって、他者(外側)ではなく自分のこころの中を見つめてみたいものです。

これによって思わぬ気づきをえられ、こころがふっと軽くなる、ということがありますよ。

 

 

自分の選ぶ育児を尊重し、他の家庭の育児も尊重しつつ、批判的にならずに子どもとの生活を楽しんでいきたいですね。

 

 

最後に・・・・

前回の記事ではアメリカにおける授乳に批判的な意見を転載しましたが、こんな素敵な授乳もあるんです。

1歳と3歳のお子さんに授乳されてるこのお母さん、アメリカのテキサス州の方だそうです。

 

こんなに堂々と長期の授乳をされてはばからない方もおられて、それに賛同する方も多いようですし、何も授乳を批判する風潮だけではないことが伺えます。

 

 

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カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。

定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。

つまり、自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのものなのです。

ぜひご活用くださいね。

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*お知らせ*

親教育の翻訳に関わる企画を優先させるため、

しばらくカウンセリング業務はお休みします。

再開時期が決まりましたらお知らせいたします。

 

赤ちゃん手話×おむつなし育児講座は、

開講準備が整い次第、お知らせいたします。

 

 

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