子育てママのための 親育ちカウンセリング

トイレを英語で言うと、

 

ネタとしては面白い。

けれど、誰の役に立つのか・・・・

でも、興味をもってくれる方は多少はいるのでは、と思い西洋のトイレにまつわるお話について書いてみます。

 

 

英語でトイレを表現するとき、ここオレゴン州の私の周りの人たちは、

bathroom(バスルーム)☞ 直訳すると「浴室」

と言います。

お店などで「トイレ貸してもらえますか?」と聞くときは、「Can I use bathroom?」と言うのが一般的なようです。

多分、こちらのトイレは通常風呂場に設置されているため、直接的にトイレそのものと表現するより浴室を使わせて、という婉曲表現になったのではないかと推測します。

日本語でもお手洗い、つまり手を洗うところという表現だったり化粧室という表現があり、婉曲表現という点では同じですね。

ときどき、

restroom(レストルーム)☞ 直訳すると「休憩室」

という表現も耳にします。

日本語では「トイレ」と言いますが、実際にこちらでトイレ、つまりtoilet(トイレット)と言うと「便器」そのものを指し、掃除の時とかトイレトレーニングの話題くらいでしか聞くことがありません。

 

 

アメリカ英語というより、イギリス英語やオーストラリア英語ではトイレのことを

<loo(ルー)>

と呼ぶことが多いのだそうです。

最初にこれを聞いた時、ルーって、カレー?みたいに思ってしまいましたが。

そして、これを調べてみるととても面白い歴史が見えてきました。

 

 

この言い方は、かつてのフランスでしびんが使われていた時代、その内容物を窓から投げ捨てる際に

Gardez l’eau!」(発音は定かではありません・・が、最後の部分が「ルー」のようです)=水に気をつけて!

と言いながら投げ捨てていた模様。

しかも、窓の下に人が歩いていようがおかまいなしで!

この言葉の最後のl’eau(水という意味)が徐々にloo(ルー)となり、すなわちトイレを指すようになった、ということらしいのです。

参考文献:Loo Origin: Why is it called a Loo?

 

 

しかも!!

今のように男女が歩道を歩く際には女性が建物側を歩き、男性が道路側を歩くということが習慣化された背景には、当時は「建物の窓から突然汚物が降ってくる」現象が割と当たり前だったためだという話を聞きました。

これはまだまだ自動車が一般化する前のお話のようで、女性が車に近い場所を歩くのを避けるためではなく、女性のドレスに糞尿がひっかからないように、という配慮だったようです。

また、日傘は上から落ちてくるものが直接当たらないようにするためだとか、ハイヒールは道に落ちている汚物をなるべく踏まないようにするためにできたとか、嘘か誠か定かではありませんが、調べていくうちにいろいろな説が見えてきました。

これらについていちいち検証はしませんが、トイレにまつわる歴史って、面白いですね〜!

(私だけ?)

 

 

いままさに夏休み本番、お盆の帰省もあるでしょうし、お出かけされる機会が多くなりがちですが、しびんの中身を外にぶちまける時代は終わっているはずなので(笑)、外出中に小さな子や赤ちゃんのお手洗いをされる際には公共のマナーを守り、後始末はしっかりしたいものですね。

私も今月は子どもたちと出かける予定があり、夏休み後半を楽しみつつ公共マナーに気をつけようと思います。

カウンセリングのお問い合わせ等は、28日以降に順次お返事していきます。

 

 

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カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。

定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。

つまり、自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのものなのです。

ぜひご活用くださいね。

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