ちょっと前の話ですが、オジサン(末っ子のお父さん)が子どもたちを公園に連れていってくれたとき、他のお母さんがこんなことを聞いてきたそうです。
「赤ちゃん、おむつしてないの???」
オジサン、
「この子のお母さんがおむつなし育児をしてて、時々お漏らしはあるんだけどもうおむつは必要なくなったから。」
そしたらそのお母さん、
「この町でニホンジンがおむつなし育児を教えてるって聞いたことがあるわ。」
オジサン、
「そうなんだ!・・・・たぶんそれ、この子のお母さんのことだと思う。笑」
そんな会話に花が咲いていたところに、
ジョー・・・・・・😱
末っ子のお漏らし事件発生😱😱😱
オジサン、赤ちゃん抱えて慌ててお手洗いにダッシュしたようです。
私はこれを聞いて大笑い、せっかくいい宣伝ができたのに大失敗だったね〜と笑い合いました。
でも、これって大事なことなんです。
おむつなし育児をしている、イコール完璧!
スゴイ母親!(あるいはスゴイ父親)
ではないのです。
時にはうまくいかないことがあるし、時にはお漏らしするし、時にはおむつに頼ることもあるのです。
3歳でおむつを外したって、4歳で外したってお漏らしは避けられません。
おむつ以外のことであっても、どんな方法であっても100%完璧に、とはいきません。
(ちなみにお漏らしのことを、英語では「accident(アクシデント)」と言います。まさに予測できず、避けられないことそのものを指していますよね。)
だから、おむつなし育児を教える立場であっても完璧でいる必要はなく、等身大でいい^^
その方が伝わりやすいし、期待が膨らみ過ぎてあらぬ方向にイメージされることもない。
このちょうどいい人間的な感じが、私は好きです。
おむつなし育児はメリットがたくさんあるけれど、それと同じだけ面倒に感じることがあるかもしれません。
特に数時間ごと(=日に数回程度)の紙おむつ交換に慣れてしまっている場合は、赤ちゃんの排泄を知るにつけ驚くことがたくさん出てきます。
「日に5、6回しかおむつを交換してこなかったけれど、実は15分〜20分に1回おしっこしてたの!?」
なんてビックリされるお母さんは少なくないですよ。
しかし、そんなに頻繁にお手洗いやおまるに連れていく必要があるかといえば、そうでもない。
やり方はお母さん次第、生活のリズム次第です。
専業主婦だったり産休だったりで、しかも気力体力ともに十分でフルタイムでおむつなし育児をできるのなら頻繁におまるに連れていくのでいいでしょう。
(ちなみに私はこのパターンで、まんまと両腕が腱鞘炎になりました。)
赤ちゃんとずっと家にいる場合でも、上の子の面倒を見なければいけないときは大変ですし、産後の体力気がまだ回復途上のとき、あるいはすぐに仕事復帰して週末しかできないという状況であれば、朝と晩の二回キャッチできれば御の字だし、それも大変であれば週末だけでも良いでしょう。
もうね、ひたすら等身大でいいんですよ。
これをしっかりやらなきゃとかこんな風にしなきゃとか、あのすごいママさんみたいにおむつなし育児を徹底しなきゃとか、そんなルールはどこにもありません。
つまり、こんなこと☟
【おむつなし育児のカンタン二か条】
① 自分ができる範囲でやる
② 高すぎる目標を作らない
これはおむつなし育児に限らず、生活全般に言えることでもありますよね。
【子育てママの三か条】
① 完璧な妻になろうとせず、
② 完璧なお母さんになろうと頑張らず、
③ できることとやりたいことにフォーカスする。
完璧じゃない状態そのものが、すでに完璧なんですよ〜^^
カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。
定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。
つまり、✨自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのもの✨なのです。
ぜひご活用くださいね。
*お知らせ*
親教育の翻訳に関わる企画を優先させるため、
しばらくカウンセリング業務はお休みします。
再開時期が決まりましたらお知らせいたします。
赤ちゃん手話×おむつなし育児講座は、
開講準備が整い次第、お知らせいたします。
◎お問い合わせはこちらよりどうぞ
◎コミュニケーションのヒント