夏休みも終盤となり、先週は子どもたちとクレーターレイクに行って来ました。
広大なアメリカで、最も深い湖なんだそうです。
火山の火口に水がたまり、鮮やかな深い青の色がとても印象的でした。
表紙の写真は末っ子が湖に浮かぶ小さな島(phantom ship)を手に乗せている図。
末っ子はこの夏2歳になり、そう言えばおむつを完全に外してからもうすぐ10ヶ月が経つんだなーと感慨深い気持ちです。
最近は自分で脱いでおまるに座り、用を足して、パンツを履き、それから私にお知らせしてくれることもし始めました。
今までは自分でおまるにしたらそのまま半裸で遊びまわっていたのに、成長したなぁと感じます。
さて、おむつはずしには「外す」と「外れる」の二種類があります。
ことばの響きで言えば「外れる」の方が軽やかで、苦労がなく、子ども中心にのびのびと~というイメージがありませんか?
親としては「おむつを外すのに躍起になることなく、自然に外れてくれたら良いのにな‥」だったりしませんか?
そうですよね、自然に外れてくれたらこんなに良いことありませんよね!
ただ、おむつを最初に使った時を思い返してみるとどうでしょうか。
1)おむつは自然に「ついた」ものなのか?
2)おむつは親が「つけた」ものなのか?
もちろん後者です。
赤ちゃんの自然な営みである排泄がところ構わず行われることをヨシとしない私たち大人が、おむつを「つける」という判断をし、生まれたばかりの赤ちゃんに対して使い始めました。
それが自然に外れることって、はたして多いのでしょうか。
もちろん自然に外れることだってありますよ!
なくはないです。
おむつなし育児などしたことがなく、いままでずっとおむつ生活だったけど、いつの間にか事前のお知らせができるようになり、おむつが自然に「外れた」と感じられている親御さんはおられます。
これって理想の形ですよね。
おむつ会社が言う「トイレトレーニング開始の目安はお知らせができるようになったら」ということがバッチリ当てはまり、すんなりおむつが「外れる」パターンです。
しかし、ご存知の通りこのパターンはごく稀で、多くの場合は親がまずおむつを外すと決めて、親子で歩調を合わせながらおむつを「外す」ことになります。
以下にふたつ、おむつ外しに対して持っていた方が良い思考を書いてみますね。
おむつが自然に外れるのを期待しない。
☞期待が大きいと、現実とのギャップが大きくなって余計に辛くなりがちです。
親が「つけた」おむつは親が責任を持って「外す」ものだと覚悟して挑む。
☞おむつが外れるのを子どもの責任にすると、子どもに対するイライラが止まらなくなることも。
※これは、おむつなし育児においても同様です。
一般的なおむつ外し(トイレトレーニング)だけでなく、おむつなし育児を続けていてある程度排泄がコントロールできるようになってきた頃、おむつをどうやって外そうかなという時にも役に立つ思考です。
出先の自動洗浄トイレの止め方はこちらをご参照ください。
勝手に流れるトイレに対して子どもが怖がってしまうとなかなか厳しい状況になりかねませんよね・・・
まだまだ残暑は続きますが、暦の上では秋になり、この夏おむつ外しに奮闘されているご家庭ではライストスパートという場合も多いでしょう。
トイレトレーニングは通常3歳前後のお子さんが対象となり、会話が成り立ち、意思疎通ができるため、「おしっこはトイレでって何度も言ってるのになんでわからないの!」ということにもなりかねませんが、トイレトレーニングは子どもの責任ではありません。
親がつけたおむつを親が外すと言う認識のものと、お子さんと足並み揃えて進めていけるといいですね。
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カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。
定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。
つまり、✨自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのもの✨なのです。
ぜひご活用くださいね。
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