出産報告に、思いがけずたくさんのメッセージをいただきありがとうございました!
妊娠中の方や産後の方、お子さんがすでに大きくなられている方、さまざまな方にあたたかいお祝いの言葉をいただき、嬉し泣き状態でした(; _ ;)
さて、私は今回はじめて病院でのお産(帝王切開)を経験したのですが、
「思っていたのと違うぞ病院!」
と感じた点をご紹介します。
と言っても日本の病院で同じことをしているかしていないか、は経験していないためわかりません。
そして、私の記事ではアメリカはこうだ!というわけではないことをご了承くださいね。
米国は広大な国家で州ごとに違う法律があり、各地でさまざまな取り決めがあるため、ここに記す内容は飽くまでも私が住む場所での一例だと思ってください。
前回の記事にも書きましたが、まず、私が最初に病院を訪れたのは逆子の赤ちゃんの位置を戻すためでした。
そのためまさかこのまま入院となるとは思ってもおらず、入院の準備は(物理的な準備もこころの準備も)一切していません。
しかし、蓋をあけてみれば赤ちゃんの位置は戻らないわ陣痛はくるわ子宮口は開くわであれよあれよという間に入院、手術という段取りになってしまい、その決定がなされたときに頭をよぎったのは
「病院出産 = 母子別室」
という思考。
「別室になるのは嫌だな…
異常がないなら
赤ちゃんとずっと一緒に居たい」
なぜなら日本の病院でお産をした友達からは、赤ちゃんは2時間おきに看護婦さんに連れてこられて授乳する以外は別室だよ、という話を聞いていたからです。
もちろんそうではない産院もたくさんあるのでしょうが、なぜかここのところが私のこころにひっかかっていたようです。
しかし、そうではありませんでした。
帝王切開で赤ちゃんが取り出され、一連の処置が終わったあと赤ちゃんはすぐに私のもとに戻されて、カンガルーケア(うつ伏せの赤ちゃんを胸に抱き、母子で肌と肌を密着させた状態)をしたままストレッチャーで病室へ。
その後、看護婦さんが赤ちゃんをおくるみでぎゅっと包み、私の横のベビーベッドに寝かしてこう説明してくれました。
「赤ちゃんを抱っこしたい時や
授乳、おむつ替えをするときは
夜中でも必ず看護婦を呼んで下さい。
決して一人で赤ちゃんを
ベッドから取り出さないようにね。
まだ痛みが強いと思うから。」
ひゃー、天国!!
私の不安をよそに、ここでは最初から母子同室が基本なのでした。
ちなみにおむつは紙おむつ使用したが、看護士さんには布おむつを使いたいならそれでもいいよ!と言ってもらえました。
ただ、前述した通り入院準備はしておらず、ただでさえ突然の入院でてんてこ舞いだったため家族にわざわざ布おむつを持って来てもらうのもなーと思い、入院中は病院が用意してくれた紙おむつを使いました。
それと、入院が決まった時点で問診があり、その内容の一部がとても印象的だったのでご紹介します。
「今から質問する内容は、患者さんの自殺率を下げるためのものです。」
という説明からはじまり、
– ここ数週間、自分を傷つけようとしたことはありますか?
– 最近、死んでしまいたいと感じたことはありますか?
– 最近、死ぬための準備をしたことはありますか?
・
・
全ての質問を一言一句覚えているわけではないものの、このような内容の質問を受けながらすごーい、こんな風に患者さんのメンタル面の確認をするんだ、と感動すら覚えました。
特に産前産後の鬱はしっかりしたサポートが必要ですものね。
他にはこんな質問も。
「宗教上の理由によって受けたくない医療行為はありますか?」
「スピリチュアル的な理由で避けたい医療行為はありますか?」
宗教とスピリチュアルを別々のものとして確認し、医療行為を行う前に患者の意思を最大限尊重しようという姿勢がとても印象的でした。
ここら辺はアメリカっぽいな、と感じましたがどうなのかな。
日本でもこのような質問はされるのでしょうか?
さて長くなってきたのでまた次回、続きを書いていきますね。
お楽しみに〜
カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。
定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。
つまり、✨自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのもの✨なのです。
ぜひご活用くださいね。
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