トイレトレーニングのメール講座を受講された方から、続々と感想メールを送っていただいています。
私の方がなかなか手がまわらず、こちらでご紹介しきれていないのですが、みなさまから感想をいただき励みになると同時に、こころから感謝しています。
ありがとうございます!
さて、実は私、こちらでおむつなし育児のお話し会をすることになり、その準備に追われています。
会場の手配をしたり、英語で資料を作ったり(もちろんネイティブの友人頼み orz)、なんやかやとやることはたくさん。
英語でおむつなし育児って、なんて言うかご存知ですか?
その名もズバリ、
「Diaper Free Baby」
Diaper : おむつ から Free : 自由、ということらしいです。
英語でも、日本語のおむつなし育児という名称同様にかなりセンセーショナルな響きです。
この言葉自体はこういう育児法だという名称として存在しているし、本も出版されているものの、私が住んでいる場所では認知度はほぼゼロ。
以前、生まれてくる子におむつなし育児をしたいと話を聞きにきてくれた妊婦さんは、出産準備のために図書館へ行って本を物色していたら、たまたまおむつなし育児に関する本を見つけたからこの方法を知った、とおっしゃっていました。
彼女は自宅出産を選びましたが、彼女によると、「おむつなし育児を知っている人の割合は、自宅出産を選ぶ人よりも少ないと思う」とのこと。
自宅出産にしろおむつなし育児にしろ、実際の割合は知りませんが、相当レアなんだろうな・・という印象を受けました。
では日本ではどうなんでしょうか?
私がはじめて出産した2008年には、おむつなし育児という言葉は全く知られていませんでした。
というより、この頃に「おむつなし育児」という言葉が誕生し、三砂ちづる教授の率いる「おむつなし育児研究チーム」による「おむつなし育児研究所」が発足されたのでした。
(確か、英語の「Diaper free baby」に関する本を翻訳する上で、「おむつなし育児」という訳になった関係上、この言葉が一般的に使われ出したんだと記憶しています。違っていたらスミマセン。)
今ではすっかり知名度が上がり、有名雑誌や新聞にも「おむつなし育児」に関する記事が掲載されるようになり、それ専用のグッズまで出回るようになって、2008年当時とは大違い。
赤ちゃんのおしりに関心を寄せる方がどんどん増えていくのを見るのは嬉しい限りです。
「でも、これ以前にもおむつなし育児そのものはあったよね?」
という疑問が出てくると思います。
そうそう、そうなんです。
これ以前というより、紙おむつが一般化される前は、どのご家庭でも多かれ少なかれおむつなし育児で赤ちゃんを育てていたようです。
それこそ人類の歴史がおむつというものを作る以前は、ずーっとこの育児法だったのでしょう。
だからこそ、「おむつなし育児」という名前なんかなかったわけです。
この方法をこれとして認識するための、対称をなす別の育児法などなかったのですから。
今の、紙おむつを主に使う育児法は何という名前ですか?
紙おむつ育児法ですか?
って、ちょっとおかしいですよね。
今では紙おむつを使うことが当たり前すぎて、名称なんてありません。
むしろ、現代では少数派の布おむつに関しては、「布おむつ育児」というような言い方を耳にすることはありますが。
日本食、あるいは和食という言葉も、日本食以外なかったかつての日本では存在しなかった言葉でしょうね。
話が思いっきりズレていますが、、、、
ここでのおむつなし育児がどれほど無名であっても、なぜかこんなレアな情報が気になる人はおられるんですねー。
数名の方からお問い合わせを頂き、出産が近いのでお話し会当日は行けません、という方には昨日、個別に訪問してお話しをしてきました。
紙おむつ至上主義的な現代アメリカに於いて、よりによってアジアンで怪しげな知恵を受け入れて、赤ちゃんのお世話をしたいと思われる親御さんたちに敬意を表しながら、精一杯お伝えしてきます。
英語は未だに苦手ですが。
カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。
定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。
つまり、✨自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのもの✨なのです。
ぜひご活用くださいね。
*お知らせ*
親教育の翻訳に関わる企画を優先させるため、
しばらくカウンセリング業務はお休みします。
再開時期が決まりましたらお知らせいたします。
赤ちゃん手話×おむつなし育児講座は、
開講準備が整い次第、お知らせいたします。
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