日本は大分涼しくなってきたようですね。
雨がちな季節になり、布おむつが乾かない〜
という声がちらほら聞こえてきます。
トイレトレーニング中の洗濯も、雨だと大変ですよね。
洗濯物に向けて扇風機を回したり、急ぐ時はアイロンをあてると
乾きが早くなりますよ。
さて、今日はトイレトレーニング中の考え方について書いてみます。
通常、日本やアメリカなどの先進国では、
しかも、24時間つけっぱなしです。
大人であっても、24時間おむつをつけていたらしんどいですよね
それを1週間つけてみて、と言われたらどうでしょうか。
赤ちゃんは、生まれてからすぐおむつの生活となり、
急速に「
それが2年続き、3年続き、となれば、当然
「
という感覚にすらなっていきます。
私たち大人が、
「おむつの中での排泄なんて、無理!」
実際に、
「おむつをはずしたら、便秘になってしまった。
大きい方だけは、
どうしてもおむつの中でじゃないとできないようで、
仕方がないからおむつの中でさせてます。」
という方が、少なからずおられます。
親御さんとしては、トイレトレーニングの行く先がどうなってしまうのか、
心配になってしまいますよね。
このような場合、基本的な考え方として、まず
「
ことを理解します。
この排泄習慣とは、
私たち大人がおむつを試してみたら、おむつの中に、
同じことなのです。
つまり、お子さんは正常です。
そして問題となる、トイレトレーニング。
どうやったらトイレで排泄してくれるようになるのか?
また、おむつが外れるまでに、
気になるところですよね。
これは、
「私、毎日おむつ履いたら何日目で上手に、
習慣とは、ほぼ無意識に行われるものです。
私たち大人が、必要があればほぼ無意識に
お手洗いに向かうことを想像してみて下さい。
通常の場合、この一連の行動に、
新聞読みながらだって、
トイレに行けちゃうくらい
私たち大人が、それくらいナチュラルに
おむつの中で排泄できるようになるって、
要は、お子さんが排泄習慣を変えることはそれくらい難しいことであり、
当然時間が必要なことなのです。
習慣を変えること、を、別な表現で言えば
こんな風にも言えるかもしれません。
「今日から」
*禁煙する。
*禁酒する。
*お菓子をやめる。
*テレビをやめる。
*早寝早起きする。
これらのことを、いとも簡単にやってのける人もいるでしょうが、
多くの人にとっては簡単なことではありません。
トイレトレーニングとは、こういうことを、
2歳、
トイレでの排泄に慣れるまでの過程で、お子さんは必ず、
そして、急に、ではなく徐々にできるようになっていきます。
○○日でできるようになる、ということではなくて、
お子さんの個性によって、学ぶ速度は違ってきます。
今まで経験したことがないことに挑戦する難しさや、
その難しいことに、一生懸命取り組んでいるのは、
大好きなお母さんやお父さんに怒られたって、
それをできるようになるには、どうしても時間が必要です。
お母さんやお父さんの励ましと、応援だって必要です。
また、私たち人間は、子供だろうと大人だろうと、
子どもはおもらしをしながら、時間をかけて
トイレトレーニング中に、
「いいよいいよ、生まれて初めてのことだから、
という言葉がけで根気よく付き合い、
大事なことは、お子さんに「安心感を与えること」。
トイレトレーニングでは、
キツい言葉で責め立ててみても効果が出にくいば
お子さんの自信を奪い、失敗を恐れる気持ちを育てます。
また、他人の失敗を攻め立てることを学んでしまうことも。
たかがトイレトレーニングと言えども、
イライラせずに、お子さんと足並み揃えて
カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。
定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。
つまり、✨自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのもの✨なのです。
ぜひご活用くださいね。
*お知らせ*
親教育の翻訳に関わる企画を優先させるため、
しばらくカウンセリング業務はお休みします。
再開時期が決まりましたらお知らせいたします。
赤ちゃん手話×おむつなし育児講座は、
開講準備が整い次第、お知らせいたします。
◎お問い合わせはこちらよりどうぞ
◎コミュニケーションのヒント
初めまして
インスタからきました。ブログ拝見いたしました。
4歳息子と2歳過ぎの娘がいます。娘のオムツって絶対不快だし、あせもとかかわいそうだと思ったのでこの夏にトイトレしました。
が、外してあげれませんでした。
家ではお姉ちゃんパンツを履かせ、教えてねと言ったきり放置。漏らしてから教えてくれました。あれれ?トイレで脱いでからしようねと言うだけでした。あと、トイレに行く気はあるけど、排泄したいと思ってない。
うんちはやはり臭いですよね。可愛いウンチだね!という目が怒ってた。いきなりおまるでなんて出来ないって分かっているのに、怒ってました。上の子のときは、1ヶ月くらいの期間で取れたのに何故?もっと気持ちも余裕でオムツ卒業できると思ったのに…と上手くできなくて。
そしてオムツの方が親が楽だから、親の都合でオムツを履かせてます。
夏休みは娘と2人っきりになれないことも原因かと思いますが、自分情けないと思いました。
コメントありがとうございました。
「オムツって絶対不快だし、あせもとかかわいそう」という親心、素晴らしいですね。
おっしゃる通り、親はおむつの方が楽だし、それを外すのにはかなりの勇気が必要です。
いきなりおまるで出来ないって分かってるのに、怒ってしまうという部分、わかります。
大人でも、頭で分かっていてるのになかなか行動に移せない。これがまさに、お子さんが感じている「おまるで出さなきゃいけないって分かってるのに、なかなかできない」という部分と同じなのです。
頭の理解と、身体の行動とは、別物なのです。そこが同調するようになるには時間がかかります。
急に「怒らない」と決めたからといって、その瞬間から変わるのは難しいですし、ご自分を責める必要はありませんよ。
おむつに戻したとしても、手が空いた時にお手洗いに誘ってみたてはどうでしょうか。
小さな成功体験を積むことは、大きな前進に繋がりますよ。