私、離婚がもうすぐ成立するってときに出会った人に、
あとでFBにメッセージをもらったことがあります。
そのとき、私は世間話の一環として
「もうすぐシングルマザーになるの」
という文章を入れました。
すると、相手からは
「そうなの！？おめでとう！
男の子かな？女の子かな？」
というメッセージが返ってきましたw
つまり、
私はもうすでに子持ちで離婚待ちしている状態なんだけれど、
相手の方はそれと知らず、
未婚のまま妊娠した人なんだろなと思った、
らしいのです。
言葉っておもしろい。
「シングルマザー」というひとつの単語からでさえ、
色んな状況を思い浮かべることができます。
- 子どもがいる状態で離婚した
- 子どもがいる状態で死別した
- 未婚のまま妊娠した
- 未婚だけど養子をもらった（アメリカではあり得ます）
- その他・・・思いつかないけど、他にもあるかも
この中のどれに当てはまるかは、普通はあんまり考えないですよね。
私は自分が離婚したから、たぶん誰かが
「もうすぐシングルマザーになる」
と言ったらそれはすなわち
「もうすぐ離婚が成立するんだろな」
という解釈になりがちです。
でも、３番目の子どもは結婚してない状態で産んだので、
先に述べた方の例のように、
「未婚のまま赤ちゃんができたんだろな」
という解釈が自然に出てくることもあるかもしれない。
言葉っておもしろいね！
人の解釈って十人十色だね！！w
そして、この解釈って、
私たちが実際に経験したことや、見聞きしたことに左右されがちです。
その他の解釈パターンも無数にあるだろうに、
これらの自分独自の概念に引っ張られて判断しがちです。
それが良いとか悪いとかの話ではなくて、
私たちって、常にこんなことを繰り返して
自分独自の経験を通した概念に引っ張られながら
他者とコミュニケーションをとってるんでしょうね。
一見して意思疎通が取れているように見えても
実はお互いがうまいこと勘違いしてるとか、
同じことを思い浮かべてそうで全然別のものを見ていたり、
そんなことも日々の生活の中で案外多くありそうです。
ここで大事なのは、このメカニズムを意識すること。
このことを踏まえた上で他者とのコミュニケーションを図るのと、
このことを念頭に入れずにコミュニケーションを図るのとでは、
いざお互いの勘違いに気がついたときの対応がかわってきます。
夫婦間では特にありがちな、
「言ったでしょ？」
「聞いてないよ！」
の問題が起きたとき、
説明の仕方が悪かったとか、きちんと聞いてないから悪かったとか以前に、
表面上には出てきていないものの、
私たちは、普段から勘違いしてるんだ
という視点に立ち戻ると対立しにくいことがあります。
普段の生活の中で、ちょっとだけ意識してみてくださいね！
カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。
定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。
つまり、✨自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのもの✨なのです。
ぜひご活用くださいね。
＊お知らせ＊
親教育の翻訳に関わる企画を優先させるため、
しばらくカウンセリング業務はお休みします。
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赤ちゃん手話×おむつなし育児講座は、
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