子育てママのための 親育ちカウンセリング

子どもの排泄物に対する親の意識

 

先週、こちらで2度目のおむつなし育児の会を開きました。

参加者は3名、おむつなし育児を元々知っていたという人は、ゼロ。

みなさん私の広告を目にして興味を持ち、参加したということでした。

 

 

私はアメリカで生活するに当たって特に英語名は使ってないので、思いっきり日本の名前(ほとんどの人が発音できないw)で、おむつなし育児だなんて怪しげな会を主催する外国人。

そんなんに参加するなんて、みなさんそれはそれは多大な勇気がいることだったでしょう。

しかし、会の終盤あたりでは

「ものすごく納得、紙おむつに頼りきることないね」

という言葉が出てきて、更にはこんなひと言も。

 

 

「私たちって、排泄物に過剰反応しすぎなんじゃない?」

 

 

そうそう、そこなのよ!

アメリカだろうが日本だろうが、これは、多分同じ。

 

 

ちょっと話が横にそれますが、私が幼い頃によく見た夢で、映画のワンシーンのように、後ろから暗黒で大きな球がゴロンゴロンゴロンと追いかけてきて、怖くて怖くて走って逃げる、というのがありました。

その球に捕まってしまうとか、潰されるとか、逃げなかったらどうなるのかなんてことは知らないけれど、とにかく恐怖で、私そのものが恐怖心のかたまりと化して、ひたすら逃げ続ける。

でも、どう頑張っても逃げ切れない。

へとへとになり、諦め、走るのをやめて後ろを振り返ると、、、

大きな球は、忽然と姿を消しているのです。

 

 

これは夢の中の世界ですが、現実にも当てはまると思いませんか?

街灯がまばらで薄暗い夜道、人影のない裏道を一人で歩いていると、ちょっと薄気味悪いとか怖いな、と感じることがありますよね。

ちょっとやだな、と感じる程度ならそのまま歩けます。

しかし、早く帰ろうとして走り出すと・・・?

その途端に恐怖心って追いかけてきませんか?

 

 

怖いから走るのではなくて、その全く逆で、走るから怖い。

 

 

さて本題に戻ります。

「排泄物への過剰反応」

排泄物は汚い、と感じるのは当然です。

いくら赤ちゃんのものであっても、好んで触ろうとする人はまずいません。

後ろからゴロンゴロン追いかけてくる球のように、対峙するのを避け続けたい気持ちはよくよく分かります。

と言うか、それが普通で極めて常識的だと思います。

 

 

でもね、そこで敢えて少しの勇気をもってきちんと対峙する、というのもひとつの手なのです。

ウンチやオシッコは、対峙したとしても夢の中の大きな球のように跡形もなく消えて無くなることはありませんが、それらに対する私たち親の抵抗感は確実に薄くなります。

その結果、多くのお母さん方が、エンドレスなおむつ替えのストレスから解放されていっています。

 

 

一般的に言われるような、おむつ外しの時期は【※ おしっこの間隔が2、3時間ほどあくようになってから】と言うのを鵜呑みにせずに、生まれたばかりの赤ちゃんであっても、そろそろ3歳という時期であっても、目の前の赤ちゃんを見つめ、排泄のタイミングを見つけてみようとする。

排泄物を、ただ「汚いもの」として忌み嫌うのではなく、これも子どもの一部として受け入れてみる。

(※ おむつの中で排泄する場合、出し切れない ☞ 残尿感がある ☞ 2、3歳になっても排泄間隔がなかなかあかない、ということがよくあります)

 

 

この意識の差異、大きいですよ。

 

 

お母さんがおむつ替えをするたびに、

「汚い、イヤだ (x_x;)」

という意識を放つのと、排泄を肯定的に捉えて

「上手に出たね!嬉しいね ☆:(´ε`*人)*.゚・:☆」

という言葉や態度を示すことって、子どもにとって大きな違いだと思いませんか?

しかも、おむつ替えは一月に一回という頻度ではなく、毎日何回も、という頻度です。

子どもにとって、どちらの方が自己肯定感を持てるでしょうか。

 

 

赤ちゃんは、お母さんの意識を上手に汲み取ります。

だからこそ、人生の最初の2、3年で、言語の大事な部分を習得してしまうのです。

おむつなし育児をする、しないに関わらず、子どもの排泄物に対する意識を少しだけ見直してみること。

これだけで、排泄物の処理にストレスを感じているお母さん自身も楽になりますよ。

 

 

気になったら、ぜひ試してみて下さいね。

 

 

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カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。

定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。

つまり、自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのものなのです。

ぜひご活用くださいね。

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