子育てママのための 親育ちカウンセリング

幼い子の「ニセちっち申告」にはどう対応したらいい?

 

赤ちゃん、先週あたりからおしっこ出ないのに「おしっこ」のベビーサインを出して見せ、私と一緒にトイレに行くことを1日に何度も何度も繰り返しています。

これ、どうしてやるんでしょうね?

我が家の3人の子どもたち、全員この時期がありました。

 

 

先日は、パートナーの「オジサン」が帰宅した瞬間にまた「おしっこ」サイン。

オジサン、上着を脱ぐこともせずあわてて赤ちゃんをお手洗いに連れて行き、でも何も出ないので、赤ちゃん抱えてがっかり顔。

「おしっこって言ってるのにおしっこしてくれないの。たぶん、お母さんがいいんだと思う・・・」と。

あらら、またか。

「オジサン、それ、多分ね、本当におしっこしたいんじゃなくて、気を引きたいだけなんだと思うよ」

と話し、「pay attention to me syndrome」(注目して欲しい症候群)と命名。

 

 

この症状(?)は、我が家だけではなく、多くのご家庭で見られるようです。

おむつなし育児をしているご家庭に限ったことではなく、お子さんによってはトイレトレーニング中や、おむつが外れた後に「ちっち」やら「トイレ」と言って、親と一緒にせっせとトイレ通いをすることが多々あるようです。

 

 

これはどうして起こるのでしょうか。

まず大前提として、幼い子からしたら、「おしっこ」という申告をすれば、どんなに忙しく立ち回っている親であっても、必ず自分のもとへすっ飛んできてくれますよね。

これに味をしめて、というか、この基本パターンをしっかりと学習したため、それ以外の場面で応用しているようなのです。

では、なぜ応用しているの?

考えられる理由としては、こんなことがありそうです。

 

 1)お母さんやお父さんの注意を引きたい

 2)お手洗いに行く練習をしている

 3)親とのコミュニケーション(自分の働きかけで親を動かすこと)を楽しんでいる

 4)便意があるからトイレに行くが、うまく出せない

 

 

お子さんのおトイレ通いが始まる理由として、一般的には1の、親の注意を引きたいという部分だけが強調されることがあるようですが、それだけではないようです。

2の練習というのは、幼い子であっても一旦おまるやトイレでの排泄が主たる排泄方法となると、少しずつお漏らしすることに対して抵抗感が生まれてくるようで、トイレに行く行為のシュミレーションしているのかな、と感じられることがあります。

これは、赤ちゃんが歩き始める頃と似ています。

赤ちゃんが二歩、三歩と歩けるようになると、つまづいては歩き、転んでは起き上がり、を繰り返し、見ている側がせつなくなるほど健気に、決して歩く「練習」をやめようとはしませんよね。

このような練習を、お手洗いに行くことに対しても、しているのかもしれません。

3のコミュニケーション。

これも、幼い子の発達段階を考えるとアリなのではと感じられます。

例えば喃語。

「アーアー、ウーウー、ダーダー、、」これができるようになると、赤ちゃんはそれこそ一生懸命しゃべりますよね。お母さんやお父さんもそんな赤ちゃんが可愛くて、ついつい同じように「アーアー、ウーウー、ダーダー、、」と答えてはいませんか?

これは、意味のない行為ではありません。れっきとした親子のコミュニケーションです。

お子さんはきっと、大好きなお母さんやお父さんが答えてくれるのが嬉しくて、もっと話したいという気持ちを持つのではないでしょうか。

自分で尿意や便意を親にきちんと伝え、親にわかってもらえるということは、自分の欲求をただただ泣いて訴えるという手段とは明らかに違います。

喃語の会話のように、お子さんはトイレ通いを通じて、親とのコミュニケーションの楽しさを味わっている部分があるように感じられます。

4は、我が家の場合、2、3日うんちが出なかったりするとこのトイレ通いが始まり、最後にはつるっと出た!ということがあるため、この可能性も否定できません。

なお、お子さんがまだトイレでの排泄に慣れきっていない場合、便意だけではなく尿意の可能性もあるでしょう。

 

 

さて、では我が子にこの「注目して欲しい症候群」が始まったら、どうすればいいの?

私の答えは、そのまんま

「ひたすら我が子と一緒にトイレ通いを楽しむ!」

です。

 

 

育児や家事や仕事でいつも忙しい親としては、度重なるトイレ通いにイライラしてしまったり、

「えー、またなの?どうせ行っても出ないでしょ!」

という態度をとってしまいがちですが、上に揚げた理由の、子ども側の気持ちを考えると、どうでしょうか。

幼い子は、親が忙しければ忙しいほど、その状態に比例して「こっちを見て欲しい、もっと構って欲しい」という欲求を強めます。

 

 

では、この欲求を恒常的に無視してしまうと、どのようなことになるでしょうか。

 

 

分かりやすく説明すると、例えば今日あったあのことを旦那さんに話したいな、と思うことがあったとします。

帰宅した旦那さんに、

「ちょっと聞いて、今日ね、こんなことがあって・・・」

と話しはじめたら、

「今忙しいから、あとにして」

という返事。

もう少しして、もういいかなと思って

「さっきの話だけど、今日ね、・・・」

旦那さんは

「ごめん、今、ちょっと別なことしてるから」

 

 

これが続いたら・・・・・イライラどころかバクハツ💣しませんか?笑

この旦那さんと同じようなことを、私たちは幼い我が子にしている・・かもしれない!

ということなのです。

幼い子は無視されたと感じても、私たちのように分かりやすく(?)バクハツすることはないでしょうが、「寂しい」気持ちを抱いたり、「無価値感」を感じてしまったり、という部分は同じです。

 

 

もちろん本当に手が離せないときだってあるでしょう。

そういうときは、

「ごめんね、あとで一緒に行くからね、ちょっと待ってね」

という言葉を添えてあげましょう。

「どうせまた出ないでしょ!」

と、一刀両断にお断りするのとは、言葉を受け取るお子さんの心境が違ってくると思いますよ。

 

 

また、この現象は一過性のものです。

永遠に続くものではないし、これにつきあってトイレ通いをすることで、お子さんにヘンな癖がついてしまうということでもありません。

赤ちゃんが寝返りできるようになり、ハイハイ、あんよ、と発達していくことと同じように、成長に従ってこの「注目してほしい症候群」が出てくるんだ、と捉えると、イライラといよりむしろ可愛らしく見えてきませんか?

 

 

まだ幼く、親の手助けがたくさん必要な時期の我が子に対しては、お子さんのおトイレ通いを否定したりやめさせようとするのではなく、その欲求を認めてあげて、真っ正面から受け止めてあげて、

「今ちょっと忙しいけど、いいよいいよ、出ても出なくても、おトイレ一緒に行こうね!」

くらいの余裕を持った対応ができるといいですね。

お子さんとの関係性も、きっとより良いものになっていくと思いますよ。

 

 

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カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。

定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。

つまり、自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのものなのです。

ぜひご活用くださいね。

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