子育てママのための 親育ちカウンセリング

出産後のこころの状態

 

3月に入り、こちらはだいぶ暖かくなってきました。

日本は梅がほころびはじめている頃でしょうか?

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私が第二子を出産したとき、

何と予定日よりも3週間早い出産でした。

生まれたての赤ちゃん、かなりちっちゃかったです。

体重は2600gほど。

あと一歩で低体重児ですよね・・・・。

やせっぽちで体毛も抜けきっておらず、

背中には毛が生えていました。

 

 

しかもビックリしたのが、

生まれてきたばかりでもう眉間にシワがよってる焦

正直なところ、世間的に言うカワイイ赤ちゃんとは

ほど遠い外見だったと思います。

 

 

さらにこの子は小さいだけあって、

おっぱいをあげてもすぐに戻してしまう。

うまく飲めないで泣いてしまう。

ゲップをしたいのに、ゲップも上手にできずに泣き続ける。

今思えば、消化器系も未熟だったのかもしれません。

夜中もよく泣いていました。

お陰で私の産後の回復は、かなり遅かったです。

 

 

この時、私が何を感じていたかというと、

「自分が産んだ我が子をかわいくないと思うって、

 異常なんじゃないだろうか・・」

「こんな気持ちを持ってるなんて、

 誰かに知られたらどうしよう」

 

 

今思えば、完全に産後鬱だったと思います。

2011年の震災被害、避難別居、その後の妊娠、

住み慣れた日本を離れて米国へ移住し、

夫婦間のトラブルを抱えながら2012年に出産。

こんなに多くの出来事を、よくこの短期間にくぐり抜けたなと

今ならそう思えますが、当時は真っ暗な洗濯機の中で

もみくちゃになりながらぐるぐるしているような、

全くもって出口が見えない状態でした。

 

 

 

第二子は、被曝してるであろう私の身体に宿ってくれた

とても勇気のある子ですが、当時はそういう捉え方よりは

「肢体異常で産まれてきたらどうしよう」

という不安や罪悪感の方が大きかったです。

 

 

 

しかしふたを開けてみたら五体満足で産まれてくれて、

本当によかった。

そのことすら、当時は感謝の念として感じきることは

できていなかったように思います。

 

 

その後、このちっちゃい赤ちゃんはぐんぐん成長し、

あっという間に成長曲線の中に入るようになり、

今ではやんちゃな3歳です。

 

 

出産って、壮大な物語ですよね。

どのお母さんにも嬉しさあり、不安あり、プレッシャーもあり、

気持ちの上ではアップダウンが激しい時期です。

 

 

特に、親戚やお友達から

「おめでとう!」

という言葉をたくさんかけてもらい、お祝いをいただき、

もちろん赤ちゃんの誕生は嬉しいのだけれど、

その反面ネガティブな感情を持っている自分を

否定してしまうこともありますよね。

 

 

でもね、これって普通のことなんです。

出産って、とにかく巨大な変化をもたらすできごとです。

特にお母さんの身体は疲弊しきっており、

その疲弊がこころの状態に影響して

ネガティブな方向に考えが向いてしまったり、

赤ちゃんをかわいいと思えなかったりすることもあるんです。

 

 

そのこころの状態を、ご自身で否定しないでほしいのです。

時にはネガティブになってもいいんだよ、と、

自分に許可を出してあげてください。

周りからのお祝いで、赤ちゃんが産まれたあとは

いつでもハッピーになってないといけないような

プレッシャーを感じることがあるけれど、

そんな簡単に、方程式のようにはいきません。

 

 

赤ちゃんのお世話はとても大事なことですが、

お母さんご自身のケアも非常に大切です。

お一人で悩まず、ご相談くださいね。

 

 

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カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。

定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。

つまり、自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのものなのです。

ぜひご活用くださいね。

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