11月も後半に入り、寒くなってきましたね。
今朝、温度計を見たらマイナス1度!昼間は10度に届くか届かないか。今週は初雪が降り、いよいよ本格的な冬の到来です。
しかし子どもはさすが、子ども。晴れてさえいれば、外で元気に遊んでいます。
さて、こちらでのおむつなし育児のお話し会には数名の方が興味を示されて、出産予定日が近かったり他州に引っ越しで物理的に参加できなかった方もおられ、最終的な参加者はひとり。
参加者少ないねー、というよりも、むしろ私にとっては
アメリカでも興味がある人がいるんだ!!
ということがわかり、非常によかったです。
実際に参加された方は今現在妊娠中で、インターネットでおむつなし育児のことを知ったが、実際にやっている人が身近におらず、そこにこのお話し会の案内を見て申し込んだとおっしゃっていました。
「アメリカのおむつなし育児事情ってどうなの?」
私はちょこっと気になってはいたのですが、調べたことはなく、最近おむつなし育児研究所の所長である和田さんとのメールのやりとりで教えてもらったサイトをいくつか見ていくうちに、面白い記述を発見。
Did you know that half the babies on Earth are currently potty independent by 1 year of age?
Or that in 1957, 92% of babies in the US were potty trained by 18 months? In two generations this has more than doubled to an average age of 3.
(GO DIAPER FREEより引用)
この記述を日本語で解釈すると、こんな文章になりそうです。
この地球上にいる赤ちゃんたちのうち半数は、1歳までに排泄の自立を迎えているって知っていますか?
または、1957年当時のアメリカにおいて、92%の赤ちゃんたちは18ヶ月までにトイレトレーニングが終了していたということはご存知ですか?2世代後には、おむつが外れる平均年齢はこの倍以上の年齢である3歳となっています。
そんなこと知りませんでした!
というか、92%の赤ちゃんが1歳半で排泄の自立を迎えていたなんて、それって思いっきりおむつなし育児だったってことじゃないですか!
よくよく考えてみれば、そうですよね。
アメリカであっても紙おむつが台頭する以前は布おむつだったはずだし、その時代は性能の良い洗濯機があったわけでもないだろうし、今の子育て世代の2世代前なんて、戦時中だか戦前だかでしょうか。
当時はそうとう質素な暮らしをしていたんだろうと思われます。
布おむつしかない上に、洗濯が手仕事の延長だったら、洗濯物をなるべく増やしたくないという発想はもちろん出てきますよね。
そんな生活だったら赤ちゃんにおまるを使うとか、やりちょうずをするとかは、全くもって普通のことだったのではないでしょうか。
(そこまでの資料は見ていませんが)
そんなことをつらつら思うにつけ、おむつなし育児ってアジアだけのものではなくて、ちょっと前までは世界的に見ても一般的な育児法だったんだろうなーと思えてきます。
しかし時代の流れや文明の利器という言葉がある通り、便利なものがあればそちらを選ぶのが人情です。
布おむつから紙おむつへの移行は、川で洗濯ではなく洗濯機が普及し、黒電話がすたれてスマホへと移り変わるのと同じことであると言えるでしょう。
そんな中での布おむつ育児、おむつなし育児を選ぶ人って、「私、洗濯機を捨てました。これから川で洗濯を始めます。」とか「スマホ?何ですかそれ?うちには黒電話がひとつだけありますよ。」って言うのと同じくらい、大分変わってる人だなと思われて当然なのかもしれなません・・・。
それでもなお、川での洗濯だろうが黒電話だろうがおむつなし育児だろうが、お母さんやお父さんが数ある選択肢の中から主体的に選んだものであり、育児に楽しく活用できるものであるならば、こんなに素晴らしいことはないですよね。
さて、アメリカでのおむつなし育児。
日本に於けるおむつなし育児ほどの知名度はなさそうだけれど、実際にお話し会を開いてみたら興味を持つ人は出てくるし、おむつなし育児(Diaper Free Baby)という名前の元に活動している団体もあり、本は何冊か出ていて、若干クラシカルな育児法としてそれなりの存在感がある、ということが言えそうです。
今回知り合った、これから生まれてくる赤ちゃんを実際におむつなし育児で育てようと情報収集をされているご家族と、実際に赤ちゃんが生まれてからどうおむつなし育児を実践していくか、そこに関わっていくのが楽しみです。^^
アメリカの衛生観念は日本のものと少し違うし、文化の土壌も違うため、いろいろ勉強していきたいです。
カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。
定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。
つまり、✨自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのもの✨なのです。
ぜひご活用くださいね。
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