子育てママのための 親育ちカウンセリング

冬場のおむつなし育児

 

今年は各地で寒波が問題となっているようですね。

ここアメリカでも、我が家の周辺だけではなく、厳しい冬となっている地域が多いようです。

昨日は子どもたちを学校に送りにいく際、雪の中で立ったまま凍ってしまったコヨーテを発見👀💦

怪我をして、行き倒れてしまったようでした。

 

 

冬本番ともなると、おむつなし育児をしている方からはこんな言葉が出てきます。

「冬はおむつなし育児はお休みした方がいいのかな」

「寒い時期は、おむつに戻してあげた方が良いような気が・・・」

そうですよね。

寒いから、赤ちゃんの身体が冷えてしまいそうで、日に何度もおしりや足を出すことや、出しっ放しにすることに抵抗がある・・・と感じられるのは当然です。

 

 

しかし、以前にも書きましたが、おむつの中に排泄することも、冬場は冷えを呼び込むことになるのです。

おむつが濡れている状態だと、いくら吸収性の良い紙おむつであっても、濡れたものがおしり(広範囲)にくっついている訳ですから。

濡れてもサラサラ!といううたい文句の紙おむつがどの程度サラサラなのかは、紙おむつにコップ1杯程度の水を入れ、手に巻き付けてみるとよくわかります。

布おむつの場合は、これを試さずとも想像できるかもしれませんね。

 

 

我が家の場合、夏場であろうと冬場であろうとずっとおむつなし育児をしていました。

その結果、3人とも1歳代で排泄の自立を迎えることができたわけですが、やはり寒いさなかにおむつなし育児をすることに対して最初は抵抗感がありました。

しかし第一子の主治医からは子どもは体温が高く、まさに風の子、大人が感じる寒さと子どもが感じる寒さを同じにしないこと、冬場も厚着させず、子どもが持って産まれた高体温を守り、下げてはいけないなどの指導を受けたことで、寒さに関してはあまり気にならなくなり、のびのびと(?)抵抗感なく冬場もおむつなし育児を続けられました。

※冬場の服装に対する考え方や、子どもの体温に関しての記事はこちらからどうぞ↓

冬場、赤ちゃんの服装と免疫力UP

冬の育児 ー 頭寒足熱

風邪はワルモノ?それとも・・・・

 

 

今までおむつなし育児をされている場合、子どもの側から考えてみると、冬場におむつに戻すことは必ずしも良いことばかりとはならないようです。

お子さんのおむつが外れ、トイレでの排泄のみとなった後は、冬場であっても頻回であっても必ずお手洗いに連れて行きますよね。

冬だからおむつにしてね、とはなりません。

年間通しておむつなし育児をしていたら、次の冬にはおむつがとれて頻繁にお子さんをトイレに連れて行くことになっている可能性は高いですし、今はその予行練習のようなものとも言えるでしょう。^^

冬だから一旦お休みね、としてしまうと、赤ちゃんがおむつの中での排泄を学習することにもつながるため、いざ暖かくなってからおむつなし育児を再開しようと思っても、なかなかうまくいかないことがあるようです。

冬場はタイミングを逃し、お漏らししてしまったら掃除も大変!洗濯物乾かないし!な状況ではありますが、やはり、排泄って生活する上でとても大事なものなので、おむつの外での排泄はやめてしまわず、工夫しつつできる限り介助してあげたいものです。

 

 

ただし、赤ちゃんがイヤイヤ期になってしまった、今はちょっと休憩した方がよさそうだということであれば、もちろん冬でも夏でもおむつなし育児をお休みすることは最善の判断だと思います。

親子で無理してしまい辛いことばっかり、という状況は避けた方が無難でしょう。

 

 

それともうひとつ、とても大事なことがあります。

それは、我が子をしっかりと見つめるということ。

 

 

冬場はおむつなし育児やおむつ外しに向かない、夏にするべきだという意見は多いです。

しかし、その反面、冬はおむつのベチョットした感じがより一層イヤなのか、冬にこそおまるやトイレでの排泄をしたがるお子さんがおられるということも事実です。

 

 

これはもう、世間一般で言われる通説やら常識、既成概念にとらわれず、目の前にいるかけがえのない我が子をしっかりと見て判断していける部分です。

外側からの情報を過信しない。

目の前にいる我が子こそが正解だ、という気持ちで見つめてみると、案外いろいろな発見があると思います。

 

 

【冬だからおむつなし育児を中断した】

ということが必ずしも正しいわけではなくて、

【冬だからこそおむつなし育児に熱が入った】

ということがあってもいいのです。

 

 

あるいは

【冬だからおむつ外しはまだしない】

は一般的な意見ですが、

【うちの子にとっては冬が絶妙のタイミングだったみたい】

と、冬におむつが外れる子もいるのです。

 

 

大多数の意見には説得力があり、取り入れやすく、また納得しやすいものが多いです。

ただし、それが常に正しいとか、どんな状況にも当てはまるものということではありません。

このことを踏まえた上でも、やはり子育てで大事なことは、目の前にいる我が子をしっかりと見つめることではないでしょうか。

目の前の我が子こそが先生であり、本やインターネット、テレビの情報なんかとは比較にならないほど沢山のことを日々教えてくれています。

 

 

例をあげれば、おむつなし育児で言われる一般的な排泄のタイミングは授乳中、授乳後とかお昼寝から目覚めたときなど、ある程度のことは外から学べますが、うちの子特有のものというのはお母さん、お父さんにしかわかりません。

あるいはイヤイヤ期に関しては、一旦おむつに戻したり、あるいは垂れ流しを覚悟するという話が多いですが、我が家の第一子の場合、イヤイヤ期に駅やらお店やらのおトイレに行くのが大好きな期間があり(まるでマーキング!^^)、お出かけでは粗相することがなく、むしろ家に居る時はお漏らしばかり、という時期がありました。

赤ちゃんとコミュニケーションを取りつつ、我が子独特のものを見つけていくことこそが育児の醍醐味でもありますよね。

冬場のおむつなし育児、応援しています。

 

 

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カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。

定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。

つまり、自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのものなのです。

ぜひご活用くださいね。

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