子育てママのための 親育ちカウンセリング

ネガティブな感情は、一体誰が作ってる?

 

前回の記事の補足です。

 →「一瞬でイライラが鎮まる方法

 

 

前回は一次感情と二次感情について記しましたが、今回は別の方向から感情のイラ立ちとその後のこころの状態をみてみましょう。

 

 

私たちがイラッとくることの背景としては、どんなものがあるでしょうか。

まず、

A「こんなことされて腹立たしい」

という、受動態の感情が出ていることが多いと感じられませんか?

そのほかには

B「(あの人は私に)こんなことすべきではない

という、相手の行動を枠にはめた思考が発生しているかもしれません。

 

 

Aは、被害的な感情です。

もちろんイヤなことをされたときは誰しも腹立たしく感じますし、このように感じるのはごくごく普通のことです。

決して異常な感情ではありません。

しかし、この感情を放置するとどのようなことが起こるでしょうか。

そう、怒りの矛先が相手に向かいます。

そして自分の被害感は相手が悪い、という前提のもとで強化されることがあるようです。

 

 

Bの感情は、自分のもつ常識にもとづき相手の行動に良い/悪いの枠をつけています。

「こんなことして相手が傷つくってどうしてわからないの?」

「こんな行動許されるわけないでしょ!」

「平気でこんなこと言うなんて信じられない・・・」

この感情は、自分の持つ常識、つまり「私基準」が絶対的に正しくて他の人にも当てはまるのだ、という前提で沸き起こる感情です。

相手の方は、あなたとはピッタンコ同じ常識や基準を持ち合わせていないのですが、あなたは自分の常識が世間一般で同じように認識されているという前提条件のもとに、イラ立ちの感情を作り上げているのです。

 

 

例えば、以前記事に書いたことがありますが「綺麗だね」と言われて100人が100人とも喜ぶとは限りません。

人によっては嬉しいと感じ、人によっては怒りの感情が発生します。

これは、前者は字面通りに受け取り素直に嬉しいと感じ、後者は皮肉を言われていると感じているためです。

後者の場合、Aのパターンだと「こんな皮肉を言われて腹立たしい」と感じ、

Bのパターン「平気でこんなこと言うなんて信じられない・・・」と、自分基準を他人に当てはめて感情を作り上げています。

この場合の自分基準とは「自分は決して綺麗ではない」ということで、それを他人に当てはめるということは、「他人も自分のことを綺麗だとは思っていない」という思考です。

 

 

ここのところが単なる例え話を読んでふーん、と頷くとか、誰か知らない人のパターンとしてではなくて、自分のこころの中に見えてくればまさにアハ体験!

 

そうか、

このネガティブな感情は

自分で作っていたのか!!!

アハハハハハ!!!!

 

という瞬間が訪れます^^

ぜひともあなた自身のこころの中を探検してみてくださいね。

 

 

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カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。

定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。

つまり、自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのものなのです。

ぜひご活用くださいね。

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