子育てママのための 親育ちカウンセリング

チビッコの、ダダこね対処法

 

小さい子のお世話をしていると、どうしても

「泣き止まない」

「延々とダダをこねる」

「機嫌がすこぶる悪い」

場面に遭遇します。

 

 

こんなとき、いくら可愛い我が子であってもイラッときますよね。

うちは三人いるので、下の子がぐずると上の子が

「うるさいよー!」

と文句を言うこともあれば、上の子が下の子の機嫌の悪さに同調し、三人揃って機嫌が悪くなったりすることもあります😰💧

 

 

特に忙しい時間帯だと、

「マジで勘弁してよ・・・・」

という気持ちになりがちですし、

「無駄吠えをするな!💢」

と怒鳴りたくなる気持ちだって湧いてきます。

 

 

でもちょっと待って。

実際のところ、子どもの機嫌が悪い、ダダをこねる、という時は、何かしらの理由がありますよね。

例えば普段なら泣かずに済むところ、ちょっと疲れているから機嫌が悪くなってしまうとか、少しお腹が減っているから気分に障っているとか。

風邪の引きはじめなんて、外見からは全くわからないけど、機嫌が悪くなる大きなポイントです。

 

 

しかし、小さい子はなぜ自分の機嫌が悪いのかという理由をうまく分析することができないし、本当の理由をじょうずに大人に伝えることはできません。

機嫌が悪くなる本当の理由は

「ちょっと疲れてる、眠い」

ということであっても、泣く理由は平気で

「お店にかざってある、あのおもちゃが欲しいから」

に変換しちゃってたりします。

 

 

大人は大人で、なんでチビッコの機嫌が悪いのか真の理由を察することが難しい。

なので、私たち親は機嫌が悪い我が子の表面的な部分を見て、

「おもちゃは買わないって何度も言ってるでしょ!!💢」

などと、ダダをこねる我が子に対し怒ったり叱ったりしがちになってしまいます。

 

 

子どもはダダをこねるのが普通だし(ダダをこねない子なんていません)、機嫌が悪くなって泣き止まなくなることも普通です(泣かない子だってどこにもいません)。

それを叱り飛ばしたり、チビッコの機嫌の悪さに同調して自分まで機嫌が悪くなってしまうのは、親である以上仕方ないと言えば仕方ないけれど、子ども目線で言えば何だか理不尽。

チビッコの機嫌が悪いためにお母さんまで影響を受けてしまうのは、子どもにとってもお母さんにとってもなかなか難しい状況ですよね。

 

 

実は、この状況を一変させる魔法のことばがあるのです。

我が家の場合、大抵これを言うと子どもはすんなり泣きやんでくれて、時には大笑いしはじめます。

何だと思いますか?

 

 

それは、、、、

 

 

何かというと、、、、

 

 

「子どもは泣くのがほんとに上手いね〜!

 大人(お母さん)はダメだ、泣き方なんて覚えてないぞ。

 ○○は、お母さんよりずっとずっとじょうずに泣くね!

 スゴイ!エラい!!じょうず!!!」

 

 

もちろん時と場合にはよりますが、なだめてもすかしてもダメなときは、基本的に褒めてみます。

 

 

「ダダこね上手い!スゴい!

 お母さん、ダダのこねかたなんてもう忘れちゃった。

 ○○みたいに、そんなにじょうずにできなくなってる!!

 子どもはすごいね〜〜〜〜」

 

 

この言葉がけのよいところは、子どもを叱らずに済むということはもちろん、まず母親である自分が子どもの機嫌の悪さに飲まれてイライラせずに済むという点です。

それと、子どもの正常な行為(機嫌が悪くなること)を否定しなくて済む、ということも大きなポイントです。

あんまり頻繁に使うと効果が薄れるので(笑)、ここぞと言う時にだけ試してみてくださいね。

 

 

「泣くと、叱られる」

この構図が、大抵の場合、私たちには刷り込まれています。

なぜなら泣くと、私たちは親や上のきょうだいたちに怒られながら育ったから。

大人しくしていると、褒められるから。

「泣きたくても我慢するのがエラい。ダダをこねたり泣くのはダメ。」

これを学んできているから、今度は親の立場になった時に、子どものダダこねに否定的になってしまいます。

しかも、ほかの人からダダをこねてる我が子を制することができない母親、という風に見られることにも抵抗が出てきてしまいます。

 

 

でもね、本当は良いも悪いもないんですよ。

 

 

泣かないのがエラい、素直に大人の言うことを聞いておもちゃから手を引っ込めるのが良い子、なんて単純なことではない。

小さい子は素直に泣きたい時には泣く、で、その都度感情表現をしていくのが正解なのです。

小さいうちから泣きたいのに我慢して溜め込むクセをつけ、素直に感じたままの感情を出さず、潜在意識の中に「本当の感情」をうずめてストレスにしてしまわなくても良いのです。

 

 

大人だって時には大泣きして、ストレスを洗い流した方が良いくらいですし、子どものうちは子どもらしく、機嫌が悪くなる権利を行使したっていいのです。

時と場合を考えるのは、大きくなるにつれてイヤでも学ばざるを得ないのですから。

 

 

それと、ダダをこねるのも、小さいうちだけです。

赤ちゃんがおしめを卒業するのと同じように、わかりやすいダダこねもいずれなくなります。

その次は更に厄介な反抗期、です。

いっしょうけんめいダダをこねるちっちゃい頃が懐かしく思い出されるようになりますよ。^^

 

 

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カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。

定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。

つまり、自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのものなのです。

ぜひご活用くださいね。

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