子育てママのための 親育ちカウンセリング

「臨死体験が教えてくれたこと」

 

アニータ・ムアジャーニさんという方をご存知でしょうか。

この方はなんと、末期がんでやせ細り、レモン大の腫瘍が皮膚を破って発生していたそうですが、自分の思考に気がついたことで完治し、今は健康で癌の再発もなく、精力的に講演活動をされています。

この方の回復劇は特異なものだったため、医師による科学的な研究も進められているようです。

私としては、臨死体験というとやや怪しくスピリチュアル的すぎる、キャッチーで陳腐なイメージがあったのですが、youtubeでこの方の講演を聞き、この本を読んだことで、そんなイメージは吹っ飛び病気に対する概念がガラッと一変しました。

 

 

私の癌が治ったのは、心の状態や信念が変わったことよりも、自分の真の魂が輝き始めたおかげだとはっきり言いたいと思います。

 

多くの人から、プラス思考のおかげで治ったのかと尋ねられましたが、そうではありません。

 

臨死体験の最中に私がおかれていた状況は、心の持ち様をはるかに超えたものでした。

 

私の癌が治ったのは、自分の有害な思考が完全に消えてなくなったからです。

 

 

病は気から、と言う言葉の通り、気持ちの持ちようで身体の状態が変化することは一般的に知られているものの、こころの動きが生死を分つほどの劇的な変化をもたらすなんて、、、。

末期がんからの生還はもとより、自分がもともと持っていたイメージや思考を原因として癌という「身体状態」を引き起こすことがある、という方が私にとってはむしろ衝撃的で、

「人生を深刻なものにしてしまわず、楽観的に、素晴らしいものにしていけるのは他でもないあなた自身なんですよ」

というアニータさんのメッセージはとても暖かく、強烈にこころに響きました。

自分の思考を見つめる「内観」によって、受け取る現実が変わるということもそうですが、健康を考える上でも大いに考えさせられる良本です。

 

 

私自身のことで言えば、螺旋状にどんどん沸き起こる思考から逃れられず、長く苦しんでいた時期があったのちに、そこから一気に脱却する瞬間が起こり、人生が一変しました。

この本にあるように、私もやはり自分自身の思考に深く絡めとられ、ハマってしまい、それをフィルターとして世界を見ていたために、本当は何も起こっていなかった外の世界に苦しい現実を見いだし、自分自身で強固なストレスを作り上げてもがいていたんだと言うことが、体験を通してハッキリと理解することができました。

私の経験は、上記のアニータさんの臨死体験を通した経験と比べたら些細なことかもしれませんが、当時の私にとってはそれこそ天地がひっくり返るような衝撃を伴う出来事でした。

 

 

以前子どものアレルギーのことを書きましたが、自分の思考を見つめることは、こういったことに対しても応用できます。

長女がお世話になっていた小児科医の真弓定夫先生は、このようなことを言われています。

「親が病気に関して心配し、思考を巡らせてしまうと、能力が高い子どもはそれを受け取ってしまい、病気になる。子どもの病気のほとんどは、親が作っているんです。」

 

 

もちろん身体の不調があれば、その道の専門家であるお医者さんに相談しにいくことはとても大事です。

しかし、子どもの生命力そのものを信じるという行為も、先ほどあげたアニータさんの例からしても、やはり同じように大事だと思うのです。

 ※ 真弓先生についてや信じる、信頼を置く、ということに関してはこちらの記事をご参照ください。

 →「医者とクスリの選び方

 →「自分を信頼し、自信を持つにはどうしたらいい?

 

 

真弓先生の言われる

「子どもは能力が高く、親の持つ病気のイメージを受け取り、本当に病気になってしまうことがある」

ということに当てはめてみると、やはり私たち親って常に病気のイメージを持ち、ちょっとしたことに過敏に反応し、「病気かもしれない」という思考を持ちがちであるように感じます。

逆に言えば、それが親ってもんでしょ!とも言えます。

はい。その通りです。もちろんそうです。

そのことを考慮した上で、それでもなお自分のこころの中を覗く時間を持ち、私は親として本当の意味で子どもの身体や自然治癒力を「信頼している」のか?

そこの部分を見つめてみる時間を持ってみても良いのでは、と思います。

 

 

私たちは概して外側ばかりを見つめ、答えを出すことを急いでしまいがちですが、内観によって自分の内側を見つめ、そこにあるものが外側に投影されていることを知っていくことは、実は非常に大事なことなのです。

アニータさんが自分の内側にある思考に気づき、他でもない自分自身が癌という身体状態を作り上げていたことを悟り、それを消したことと同様に、私たちもこころの中に何を持ち合わせているのか、また、それをどのように外側に投影しているのかということに意識的に気づいていくことで、今まで問題だと感じていたことが消えていくという体験を起こすことができます。

これは決して難しいことではありません。

 

 

私たちは、思考が出ていない状態のときは問題を抱えておらず、極めて平和な世界にいられるのですが、一旦思考が発生し、更にそれをつかんでしまうと、それがあたかも本当に存在しているかのような状態を脳内で再現し、リアルに体感できてしまうため、外側の世界に問題がないとしても、問題をありありと感じてしまうようにできているのです。

レモンを絞って口に含むことを思い浮かべると唾液が出るとか、血を見て卒倒するとか、こういう現象が「リアルに体感できる」ことの良い例です。

実際にはレモンは舐めていませんし、血を出しているのは自分ではないのに。

 

 

少しの時間だけ、自分の内面を見つめてこころ穏やかに過ごせる時間を持つことも、新しい年をこころ穏やかに過ごすことにつながると思います。

 

 

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カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。

定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。

つまり、自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのものなのです。

ぜひご活用くださいね。

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