子育てママのための 親育ちカウンセリング

子どもから学ぶ、感情の管理

 

最近子どもの反抗期についていくつか記事を書いていますが、今日もこのテーマでいきましょう。

反抗期の子どもの問題は、子どもの側にありますか?それとも親の側にありますか?

もうちょっと言うと、反抗期の子どもを反抗しないようにコントロールすることが大事ですか?

それとも、成長の過程で反抗期の子どもが反抗するのは当たり前だから、そこにイライラしないように自分の感情をコントロールすることを視野に入れますか?

今日は(と言うか今日も)、後者の「親の感情」を見ていきましょう。

 

 

子どもの反抗期、別名感情解放しまくり期の良いところは、感情を溜め込まないこと。

子どもって、スゴイです。

大人である私たちは、普通こんなにじょうずに感情の解放をやってのけることはできません。

 

 

私たち大人はどうしたって空気を読み、場の雰囲気を考えて行動するために、自分の感情がささくれだっている時でも押し殺し、蓋をすることに慣れています。

逆を言えば、社会的な生活を営むとは、そういうことなのです。

これができない人を、世間では「空気を読まない人」と呼びますし、付き合いやすい、付き合いにくい人の境い目にもなりそうです。

 

 

それを考慮してもなお大事なことは、私たちがイライラする気持ちを否定したり、内側に無理に抑えこまないこと。

反抗期の子どものように、時には抱え込んでいる感情を思いっきり解放してあげることだって必要です。

 

 

以前の記事に「子どもの気持ちを受け止める」ことの大切さを書きましたが、これがすんなりできる時とできない時がありますよね。

そして、したくてもぜんぜんできない!子どもに怒鳴ってばかりで嫌になる、という方もおられます。

 

 

「子どもの気持ちを受け止める」

これをするにはまず、自分の気持ちから先に受け止めていく必要があります。

そうか、私、心の中にこんな枠(こうすべき、ああすべき)を持っていたんだ!

私、今イライラしてるんだな〜、今まで感情を押し殺していたのかな、それを解放したいのかな、と、自分で自分の感情に気がついていくこと。

 

 

これをしないと、なかなか他者の気持ちに同調するのが難しい。

子どものせいでこんな気持ちに「させられている」

旦那がこうだから、イライラ「させられている」

同僚のせいで、気分が落ちこむ状態に「させられている」

と、どんどん外側に原因があるように見えてきてしまいます。

 

 

しかし、こういうこころの仕組みに気がついた人たちの中には、月に一度、徹底的に悲しむとか、とにかく怒る、という「作業」をしている方々がおられます。

私たちは普通、「普段我慢しているからたまには楽しいことを!」という発想で遠出したり、レストランに行ったりしますが、それの全く逆。

普段押し殺している感情を、時々発散するという発想です。

言ってみればこころのデトックス。

別に悲しいことがなくても、敢えて悲しい映画を見たり読んだりして悲しむ。

同じように、別に怒るべき状況になくても、敢えて怒る。

(ただし、誰かに対して怒りをぶつけるということではなく、多くの場合は自室にこもって作業します)

これをするとこころの中に溜め込んでいる荷物が減るため、外側の現象(子どもが言うことを聞かないとか夫婦間の不満など)が、自分の中に溜め込んでいたものと同調しないため、イライラの芽が育っていかないのです。

私は敢えて作業という形では行っていませんが、ことあるごとに自分のこころに目を向けて対話することにより、外側の現象に感情が揺さぶられることが激減し、魔法のようだなと思うほどの効果を感じています。

 

 

抽象度を上げて見つめれば、これも「たまにはお出かけして楽しもう」という発想と全く同じです。

ネガティブもポジティブも、両方とも私たちに与えられた大切な感情です。

食は大事だけど排泄は大事ではないとか、あるいはその反対で食より排泄の方が大事だとか、そんなことはないのと同じ。

ポジティブな感情だけが大事でポジティブ思考でいこうというのも良いのだけれど、それだと「食べるだけ食べて排泄しない」ことと似ていませんか?

そうではなくて、食と排泄がいつもワンセットであるように、ネガティブな思考が出てきても、不安や嫉妬、イライラな感情が出てきてしまっても良いのです。

その両方の思考や感情が備わっているからこそ、私たちは完全なのです。

ポジティブしかなかったら不完全ですし、ネガティブだけという状況もまた、不完全です。

 

 

私たちが「ポジティブ」を知っているということは「ネガティブ」を知り、その状態を体験しているからであり、その反対で「ネガティブ」を知っていないと「ポジティブ」を知ることはできません。

「長い」があるから「短い」がわかり、「暗い」を体験しているから「明るい」を感じられることと同じです。

以前も書きましたが、両端、あるいは比較するべきものを知らなければ、私たちには「判断」は生まれません。

世の中に女性が自分一人しかいなければ悩みなど出てきませんが、そこら中にいる女性の「ここがすごい」なんかが見えてきちゃうから、自己に対するコンプレックだの悩みなどが出てきちゃうんです。

逆に、比較したり判断したりできるからこそ向上心が出てきたり、意欲的になれることも事実です。

不必要な現象は、何もないのです。

 

 

こころの中に沸き起こる感情って、原因があるようで、ない、ことがあります。

ネガティブな感情がわいてきたら、「きっとこれ(目に映る外側の現象)が原因なんだ」と思い込んだりそれをワルモノにしてしまいがちですが、実は、確たる原因がないのに沸き起こる感情もあるのです。

こころが晴れやかだと気にならないことも、ちょっとモヤモヤしている時には思いっきり気になってしまったり、ということは誰しも経験されていると思いますが、自分のこころがもともとどこにチューニングされているかによって、外側で起きる現象をどう捉えるか(イヤな出来事だと捉えるか、笑い飛ばすのか)、ということが変わってきます。

そのためあらかじめここにチューニングしておけば大丈夫というポイントを体験し、意識的に自分のこころの位置を微調整し続けていくことで、むやみにイライラや怒りが飛び出すことから解放されていきます。

 

 

さて、子どもの感情解放しまくり期。

この時期の子どもは、みなこれが必要です。

そして、これは親である私たちにとっても必要な時期だなぁと思えてなりません。

なぜなら上に記したように、子どもの感情的な様子を目にすることで、私たちが自分のこころに目を向ける機会をもらえるからです。

子育てを通して親が育つとは、ありとあらゆる場面で言えることだと思います。

 

 

0歳児のおまるイヤイヤ期(別名自分でするの好き好き期)や2−3歳頃の反抗期は、いずれも親としてはストレスを感じやすく、感情的になってしまってあとで罪悪感だの自己嫌悪を感じやすい時期でもありますが、子どもの状態にひきずられすぎず、まず親である私たちが冷静に自分のこころを見つめ、自分のこころがどんな状態であっても許容していきたいですね。

自分には悲しむ作業や怒りの放出が必要かもしれない、と感じられた方は、ぜひ試してみてください。

また、ご自分ではどうやったら良いかわからない場合、お気軽にご相談ください。

 

 

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カウンセリングは、こころが弱いから受けるのではありません。

定期的に健康診断を受けたり、温泉やマッサージに行ったりして自分の身体を自分で管理するのと同じで、こころの状態も健康に保つべく管理し、自分自身を慈しみ、よりよい人生を送るために活用できるもの。

つまり、自分の人生をより自分らしく輝かせて生きるためのものなのです。

ぜひご活用くださいね。

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